トクボウ 警察庁特殊防犯課・第13話（最終回）

「たしかに鶴井代表は聖人君子ではない。でも、だからこそ頼もしい。そんなリーダーがいても、いいじゃないか。（中略）　オレたちみたいな、まっとうな世の中から はみ出しちまった不器用な人間には、そういうリーダーが必要なんだ。どんなやり方でも、邪道でも、外道でも、はっきりみんなを導いてくれる、そういうヒーローがな」

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「特別な人間？　自分が選ばれた人間と言いたいのか。害虫は皆、同じ台詞を言う。結局、あんたらは権力という山のてっぺんから いい景色を見たい。そんな子供じみたことに、血眼になってるだけだ」

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「刀を突きつけられても笑っていられるのはブタだ。己の運命も知らず、肉になる寸前までブヒブヒ笑っているブタだ。いまの日本はブタばかりだと思わんか」

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「戦わずして身を守ることなど不可能だ。だから、きみも刀をとった。そうだろう、朝倉。防衛とは戦うこと。国防とは戦う意志だ。それが正義だ」

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「勝利を求める者は、敗北の恐怖に負ける。ぼくは死ぬことが怖くないから、勝負に乗らなかっただけだ」

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日本テレビ／2014年6月26日放送
【脚本】福田卓郎／【原作】高橋秀武