太鼓持ちの達人 ～正しい××のほめ方～・第３話 [太鼓持ちの達人]
「ブスには大きく分けて、ふたつのタイプが存在します。攻撃的ブスと守備的ブスです。守備的ブスとは、己の容姿のレベルを客観的に把握し、出すぎることのないブス。つまり、見た目以外で勝負できるブスです。一方、攻撃的ブスとは、なぜかわからないが、自分がブスだという自覚がない、グイグイ攻めてくる、調子に乗ったブス」」
「（サッカーのポジションに例えると）センターラインが平均レベルのルックス。美人は前方に、ブスは大きく後方に位置しています。守備的ブスが、なんとか平均レベルまで上がろうとするのに対して、攻撃的ブスはがむしゃらに美人のスペースに入ってこようとしやがります。ムリだ、なんて考えません。強引でもなんでもいいから、美人のいるバイタルエリアでジタバタする。（中略） そうやって美人と友達になった攻撃的ブスは一気にフォワードに転じます。 『え、ブス？ 誰のこと。わたし美人の友達ですー』 みたいなツラをしやがるんです」
「東洋人全開の平べったい顔が、ワンランク上に感じられる魔法の言葉―― “アジアンビューティー” 」
「美人には大きく分けて、ふたつのタイプが存在します。性格の悪い美人と、性格のいい美人です。（中略） 持って生まれた己の美しさを迷いなく武器にできる自己肯定型の美人が “正確の悪い美人” です。常に自分が男の話題の中心。男にチヤホヤされるのも、女にうらやましがられるのも、あたりまえ。おのずと傲慢で、性格が悪くなる。ブスのマリリンが憧れるタイプの美人がこっちです。しかし一方、己の美しさを武器にできない自己否定型の美人が存在します。なぜなら、男にチヤホヤされることで発生する女の嫉妬に耐えきれない。常に目立たないように気を配り、美人なのに端っこのほうで地味にしています。性格のいい美人はこっちです」
「なんだかんだ言って、美人は普通の話でも男に聞いてもらえるから、つまんない趣味嗜好しか持ってない子が多いの」
「美人って言われて 『うん』 って言ったらイヤミ。 『そんなことないよ』 って言っても、しらじらしくてイヤミ。どうすることもできずに、性格のいい美人は苦しんでるの」
テレビ東京／2015年1月26日放送
【脚本】堀雅人／【原案】トキオ・ナレッジ
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