恋愛時代・第10話

「ひとが集まってひとつの集団になるとき、そこには共通の文化が必要です。共通の場所、共通の体験、共通の音楽、そういったものが集団を強固にしていく」

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「なんでも話せとか、なにも隠すなとか、言ってるわけじゃない。でも、夫婦って、隠し事とか秘密があると、ちっちゃな ひび になっちゃうんだよ。それ、わかってないと・・・。小さな ひび でも、少しずつ水が漏れてく。お互いに いい状態なら、それでも乗り越えられるけど。でも、そうじゃないと、いつかダメになる」

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「誰かと一緒にいると、人間として変わっていく。相手が違うと、変わっていく行き先も違う。理一郎は、いちばんいい理一郎でいられる相手といるべきだと思う」

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「あなたの親御さんにとっては、あなたはいつまでも小さな女の子なんですよ。だから、なにかに どーんとぶつかって くじけてしまったらば、小さな女の子に戻って、なぐさめてもらいなさい。子供が大人に育ってしまった親にできることといえば、待つことだけです。自分の娘や息子が子供に戻りたくなったときには、手を広げて迎えてやる。３年後かもしれない。10年後かもしれない。（親は）その瞬間をただ待つんです」

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日本テレビ／2015年6月4日放送
【脚本】藤井清美／【原作】野沢尚