SSブログ

いつまでも白い羽根・第6話 [いつまでも白い羽根]

「毎日、朝から夕方5時までの実習。そのあと家に帰って、担当患者(ひとりにつき30枚)の看護過程のレポート。(中略) 単位を取るには、患者さんとの いい関係を築くことより、レポートの評価が第一。(そんなの おかしいと言われれば)そうだけど、レポートの製作能力が看護の本質を上回るのが現状だよ」



「たとえ成功率の低い手術であっても、誰かがやらねば医療の未来はひらけません。ですが、それでも患者の命を救うのが医師です」



「愛されるって、努力でどうにもならない。奇跡に近いたぐい のものだと思うわ。自分がどうしようもなく悪意ある人間に思えて、みじめで情けなくても、それでも意地悪な気持ちが止まらないとき、ひとは愛された記憶がよみがえるんだと思うの。とても大切にされた記憶。自分をすごく価値のある人間に思えたときの記憶。そんな記憶に助けられて、ひとは真っ白な気持ちに、また戻れるんだと思うの。だから、愛された記憶はかけがえのないものなのよ」


フジテレビ/2018年5月12日放送
【脚本】
小松江里子/【原作】藤岡陽子
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。