透明なゆりかご・第10話（最終回）

「ぼくは治療すべきだと思います。でもそれは、ぼくが医者だからです。医者は最後まで治療の可能性に こだわります。それが命を平等に扱うことだと考えます。ですが、家族はたったひとりの、大切なそのひとのことを思って決めればいいと思います。正解も、不正解もありません。まわりのことなんか考えなくていい。おふたりで決めてあげてください。じゃないと、きっと後悔が残ります」

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「相手の気持ちが わからないって、苦しいですよね。でも、絶対わかんないんですよね、自分じゃないひとの気持ちは。だったら、一生懸命 考えるしかなくて・・・それで、自分が出した答えを信じるしかない」

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NHK／2018年9月21日放送
【脚本】安達奈緒子／【原作】沖田×華