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記憶・第10話 [記憶]

「他人の 縄張りシマ ですから、捜査に口は はさめない。弁護士にもルールがあるように、オレたち(警察)にもあるんですよ」
「それは事を円滑に運ぶためのルールであって、正義のためじゃない」



「ああいうやからは、一度 味をしめると、調子に乗って何度も たかってくる。何度も、何度もだ。そして、裏切る」



「潔癖症ってのは、自殺率が低いんですよ。そりゃあ、死ぬまでの準備が大変ですからね。死に場所ひとつ選ぶにしても、掃除したり、シーツ替えたり、手 洗ったり・・・。間違っても、あんな汚い林の中で、白いスニーカーを泥だらけにしながら、死んだりはしない」



「荒井は自殺なんかじゃない。真実を告白しようとして(15年前の)ひき逃げ犯に殺されたんだ。しかも、その遺体は当時 事故捜査を担当していた刑事の管轄内で発見され、その刑事は待っていたかのように自殺で処理をし、捜査は終了。どうです、まるで小説だ。それも盗作。15年前とまったくストーリーはおんなじです。登場人物まで変わらない。あんたの裏で糸を引いてるのは誰だ」



「いくら逃げても、真実というものは必ず追いかけてくる。ごまかしても、消えるもんじゃない。自ら向きあって償わない限り、明日あしたなんて来ない」


フジテレビ/2018年11月26日放送(2018年5月23日、フジテレビNEXT ライブ・プレミアムにて放送)
【脚本】
神森万里江/【原作】韓国ドラマ『記憶 ~愛する人へ~』
CSで公開されたドラマは、地上波、BSで放送された段階で採録の対象としています
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