「信頼なぞ、裏切りの前座。すべてを混沌の るつぼに落とし、わたしは それを あざ笑う。虫けらは わが愉悦の餌食となれ」



「おまえさんには お仕置きじゃ 足りないな。だが、とどめはふさわしい相手に譲るとしよう」



「永遠の命はずっと そばにあった。果てなき連なりの先で、命は永遠につながっていく。永遠の命に代わるもの――それは、無限に連なる小さき命」



「無理にひとつになる必要はない。姿かたち、心、ひとつとして同じものはない。交わらないから面白い。好きなところは受け入れて、嫌いなところは、そっとしておく。違う者同士、共に生きればいい。手をつなぎ、力を合わせるのは、いざというときだけでいい」


テレビ朝日/2024年2月25日放送
【脚本】高野水登
※ 3段目は2名による連続した台詞をつなげたものです