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ごちそうさん・第66話 [ごちそうさん]

「いびられても、泣かされても、わたしは(おねえさんのことが)好きですって・・・。まるで仏さんやな。気持ちええやろ。許されたほうが、どんだけみじめかやなんて、思いもつかんやろ」



「いびられたことも、泣かされたことも、忘れてませんよ。嫌ですよ。思い出したら、腹 立ちますよ。だけど、嫌なとこも、いいとこも、一緒だと思うから・・・。あれだけ舌を巻くような意地悪ができたのは、おねえさんが細やかで、ひとの気持ちがよくわかるからで・・・それがお料理に向かうと、優しいお料理になるから・・・だから、腹が立つけど、好きになっちゃうんじゃないんですか」



「(和枝ちゃんは)自分が(姑に)されたんと おんなじことを あんさんにして、それでも全然めげへん あんさんがおって・・・。しかも、あんさん、自分のこと好きやとまで言う。なんやもう自分のくだらなさ突きつけられて、やりきれんようなったん違うかなあ」



「わたしがおねえさんのことを好きだって言うことが、おねえさんを怒らせるなら、わたしはおねえさんを好きだって言い続けます。それがわたしの “いけず” です。きちんと “いけず” には “いけず” で返したいと思います」


NHK/2013年12月14日放送
【脚本】
森下佳子
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