さよなら！おばさんデカ 桜乙女の事件帖 ザ・ラスト

「意地を張るのは、とても大事なこと。尊厳を守るために意地を張る――。素晴らしいこと。でもね、がむしゃらに生きなきゃならないときがある。そのときは意地も尊厳も捨てて、死に物狂いで立ち向かう」

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「あたしだって、（あなたみたいな）厄介者 背負しょいこんじゃったって、困ってるのよ。でもね、目の前にほっておけない者がいたら助ける。（中略）　しかも、あなたはまだ子供。大人は子供を守るものなのです。自分で、自分が守れるなら、どこへでも行きなさい」

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「なんで警察（へ助けを求め）にいかないんだよ」
「警察はあなたの一生を守ってはくれない。そのうち忘れるわ。そんなとき、あいつらがきたら、あなた、なにをされるか わからないわよ。だから、あたしはあなたが一生 安心して暮らせるところへ連れて行くんです」

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「あたしがひとを殺すようなひとに見える？　あたしを見てる自分の目を信じなさい」

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「あと戻りなんか、できねえんだよ」
「いいえ、戻ろうと覚悟すれば戻れます。それを戻れないのは、あなた、逃げてるだけよ」

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「強く生きるんだよ。世の中、ツラいこと、楽しいこと、半分ずつだから。ツラいときに頑張れば、次には必ず楽しいことがくるからね」

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フジテレビ／2017年5月12日放送
【脚本】石原武龍