ラブリラン・第３話

「恋愛格差という言葉を耳にしたことがありますか。呼吸をするように、絶え間なく恋を楽しむ恋愛富裕層がいる一方、恋の縄跳びに入りそびれたまま、気づけば30を過ぎ、恋愛圏外でひっそりと生きてるひとは少なくありません。そんな女性たちにとって、恋愛とは得体の知れない魔物のようなものです。告白に至っては高層ビルから飛び降りるほどの恐怖です。しかし、だからといって、そのままでいいのでしょうか。本当に好きなひとに気持ちを伝え、通じ合う。その喜びを知らないまま年を重ねていいのでしょうか。恋を怖れる中身中２のオトナ女子、あなたたちはそのまま、40才、50才になってもいいのですか」

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「好きな気持ちは人類平等だよ。堂々と告白しちゃえばいいんだよ。思い切って恋のリングに上がらないと」

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「なにが『このままでいい』だよ。あんた、あのひとのことが好きなんだろ。ちゃんと女として見て欲しい。それが正直な気持ちだろ。15年来の妹ポジション守ってどうすんだよ。それとも、ずっと待ってればいつかきっと見てもらえるかもとか、都合のいい期待してねえよな。自分に嘘ついて、守ってばかりのやつが、見てもらえるわけねえだろ。リングに上がる勇気がないやつは、一生、勝てねえんだよ」

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日本テレビ／2018年4月19日放送
【脚本】大林利江子／【原作】天沢アキ