「きみさあ、自分がいちばん不幸だと思ってるでしょ。不幸の背比べは、楽しいですか」
「頑張って働いて、毎日 笑顔で、みんなに頼られて、前向きに生きてる。そういう深海晶が京谷は好きだったんだよ。目の前で苦しんでる朱里さんが、言ってしまえば重くて、どうにも ならないから、その代わり。だから、わたしは朱里さんとは正反対の、明るくて物わかりのいい、優しい女を続けてた。京谷の前でずっと」
TBS/2018年11月21日放送
【脚本】野木亜紀子
「きみさあ、自分がいちばん不幸だと思ってるでしょ。不幸の背比べは、楽しいですか」