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戦国勧誘員・第2話(戦国炒飯TV・第16話) [戦国勧誘員]

「高虎くんさ、最近、趣味とかしてる? ほら、武将やってるとさ、趣味をやる時間て、あんまりなくない? (中略) 今日、聞いてもらいたい話ってのは、それなのよ。いや、高虎くんさ。もし・・・もしもだよ、趣味だけやって、地位も、名誉も、一気に手に入れちゃう方法がありますよって言ったら、これどう? (高虎くんが趣味でやってる城のデザインとか、DIYしてるだけで)あとの時間はもう自由なんだけど・・・。言っちゃえば、趣味の時間と、自由の時間しかないわけ。(中略) これ、まだ世の中に出てない話だからさ、極力、オフレコでお願いしたいんだけど。その、新たなプロジェクトっていうのは、聚楽第あんじゃん、聚楽第。あのすぐ近くに家康の屋敷をぶち建てようっていう話が上がったわけ。すごくない? で、それを任せんの誰にすんべって流れになって。したら、秀長が『うちの高虎くん、ありじゃね?』みたいなこと言い出して、白羽の矢、ズバーンみたいな。これ、新規プロジェクトだから、まだ どうなるか わかんないとは言われてるんだけど、ここだけの話、『高虎くん、いいじゃん』ってことになったら、ゆくゆくオレの下にも欲しいなとは思ってんのよ」



「高虎くんさ、聞いてるよ、仕事めっちゃ変えてるらしいじゃん。(仕事というか、主君を変えてる)らしいね。いや、うらやましいわ。こういうのって時代だよね。いや、オレのころってさ、そんなん できなかったもん。そんなことしたら、頭蓋骨で酒 飲まれかねねえし。怖いっていうか斬新? だって、あり得なくない? 頭蓋骨で盃にしちゃうんだよ。(中略) オレの時代なんて金箔オンリーだからね。もう、金箔髑髏どくろだよ、これ」


TOKYO MX/2020年11月14日深夜放送
【脚本】
安部裕之熊本浩武土屋亮一
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