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桜の塔・第8話 [桜の塔]

「人間、誰でも過ちは犯す。ましてや、オレたちのような立場なら、その過ちも ひとつやふたつじゃ済まされないだろう。だが、大事なのは、それを どう悔い改め、どう次の世代に生かすかっていうことだ。それこそが、定年間際になって警察の頂点に立つことの意味なんじゃないのか」



「なにかを成し遂げるためには、トップに立つしかない。トップに立ちたいなら、したたかに生きるしかない。そこで勝ち上がれないやつは、所詮、その程度の器に過ぎない。そんなやつが、なにかを成し遂げることなんて できるわけないだろう」



「警察は ひとを助けるためにある。それ以上でも、それ以下でもない――。警視総監を目指したのは、きみのお父さんの影響でした。でも、野心の階段を駆け上がるうち、上條さんから学んだ警察官の良心は徐々に失われていきました」


テレビ朝日/2021年6月3日放送
【脚本】
武藤将吾
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