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最初はパー・第3話 [最初はパー]

「豪太はな、笑いに関して いつも油断してんねん。ネタ見せのときだけ おもろかったらええ、思ってるやろ。それは、ちゃうで。ダウンタウンさんも、さんまさんも、鶴瓶さんも、24時間ずーっと、誰か笑かしたろ思てんねん。まわりに誰もおらへんかっても、こんなん いま言うたら、めっちゃウケるんちゃうか いうて、独りで ほくそ笑んでんねん。異常やろ」



「バスケットボール、やったことあるか。あれな、試合中 ずっと かかと 上げとかなアカンねん。いつでもダッシュできるようにしとかな、間に合えへんやろ。かかと ベターって床につけとったら、ダッシュできへんやん。豪太はな、笑いに関して、かかと ベター ついてんねん」



「天職っていう言葉あるやろ。天から授かった職業。そのひとの天性に最も合った職業――。これ、結局、続いてる職業のことやと思うねん。そりゃまあ、生きてたら いろいろイヤなこともあるがな。それで辞めてしまうような職業は、やっぱり むいてないと思うし、なにがあっても、ブーブー言いながらでも、その職場に行ってしまうもの、それが天職。むいてる職業やと」



「愛してるからといってな、愛されてるとは限んねえんだ。そこが男と女の難しいところだよ」



「『いや、本当に わたしなんて全然(可愛くないです)』って、自分の顔でいちばん可愛い顔しながら否定する女子は、自信満々ですから」


テレビ朝日/2022年11月11日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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