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最初はパー・第8話(最終回) [最初はパー]

「お笑いにしては、ちょっとイケメンやな。イケメンにしては、しゃべりオモロイな いうのは、どっちつかずや。絶対、大成せえへんぞ。自分がイケメンやと思うんやったら、イケメンだけの中で勝負してみい。自分がオモロイと思うんやったら、オモロイやつだけの中で勝負してみい。『何々にしては』の言い訳つきで勝負すな」



「人間ってな、すぐ自分に絶望すんねん。自分のことが嫌いになんねん。自分が自分のこと いちばん わかっとるしな」


テレビ朝日/2022年12月16日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第7話 [最初はパー]

「芸人いうのはな、すべてをかけて笑い取りにいっとんねん。自分の人生も、家族の人生も、場合によっては他人の人生も巻き込んで、無茶苦茶や。ツラいことも、悲しいことも、悔しいことも、痛いことも、なんや ようわからんことも、鍋に入れて ごった煮や。その鍋の中に『ちょっと待ってください』『それ、入れんといてください』とか言うてられへんねん。その鍋 食うて、うまい言うてくれた お客さんの笑顔が唯一のご褒美や。幸せや」



「根拠のない『大丈夫』なんて、優しさの押し売りだろ」


テレビ朝日/2022年12月9日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第6話 [最初はパー]

「夢ってさ、月に似てるよね。遠くで見てるときは美しくてロマンチックだけど、近くで見ると、岩だらけで殺風景でしょ」



「おまえらみたいな顔面偏差値 高いふたりが不幸自慢しても、誰も同情なんかするか、ボケ。ルックスの優越感 なくしてから、泣き言 言え」


テレビ朝日/2022年12月2日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第5話 [最初はパー]

「笑いは思い込みや。信念や。他人に『おもろないのう』言われても、『おまえにオレの笑いがわかるか』いうぐらいの反骨精神なかったらアカンねん。オレに なに言われたって、『いいんですよ、これで』いう自信がなかったら、芸人なんか務まらんぞ。笑いには正解がない。自分のんが正解や思うとかな、負けや」


テレビ朝日/2022年11月25日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第4話 [最初はパー]

「笑い いうのは、上手にやったから おもろい いうわけやないねん。(中略) 頑張りすぎたらアカンで。お笑いなんて、そこそこが ええんや。シリアスになったら、息苦しいやろ」



「売れてへん芸人が よう『みんなで助け合おう』とか言うてるけど、そんなもん なんの助け合いにもならんぞ。海で溺れてるひとがおって、そこに泳がれへんやつが助けに行くようなもんや。どっちも海の中 沈むだけや」



「人生や環境に期待したら、落胆するで。どこにも そんな刺激的な生活なんかない。退屈な日常の中で、己が自分で見つけなあかん。お笑いも、アイドルも、幼稚園の先生も、結局は同じことの繰り返しや。職業でドキドキするんやのうて、本人の問題や。自分が いまの自分の生活を楽しいって思えへんかったら、なにをやっても、どこに行っても、同じや」


テレビ朝日/2022年11月18日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第3話 [最初はパー]

「豪太はな、笑いに関して いつも油断してんねん。ネタ見せのときだけ おもろかったらええ、思ってるやろ。それは、ちゃうで。ダウンタウンさんも、さんまさんも、鶴瓶さんも、24時間ずーっと、誰か笑かしたろ思てんねん。まわりに誰もおらへんかっても、こんなん いま言うたら、めっちゃウケるんちゃうか いうて、独りで ほくそ笑んでんねん。異常やろ」



「バスケットボール、やったことあるか。あれな、試合中 ずっと かかと 上げとかなアカンねん。いつでもダッシュできるようにしとかな、間に合えへんやろ。かかと ベターって床につけとったら、ダッシュできへんやん。豪太はな、笑いに関して、かかと ベター ついてんねん」



「天職っていう言葉あるやろ。天から授かった職業。そのひとの天性に最も合った職業――。これ、結局、続いてる職業のことやと思うねん。そりゃまあ、生きてたら いろいろイヤなこともあるがな。それで辞めてしまうような職業は、やっぱり むいてないと思うし、なにがあっても、ブーブー言いながらでも、その職場に行ってしまうもの、それが天職。むいてる職業やと」



「愛してるからといってな、愛されてるとは限んねえんだ。そこが男と女の難しいところだよ」



「『いや、本当に わたしなんて全然(可愛くないです)』って、自分の顔でいちばん可愛い顔しながら否定する女子は、自信満々ですから」


テレビ朝日/2022年11月11日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第2話 [最初はパー]

「父さんは国民を笑顔にするために政治家になったと言いましたね。世間のひとは誰も笑ってなんか いませんよ。父さんの しらじらしい演説を聞いて失笑――。笑われていることに気づいてください」



「誰もわろうてくれへん あの寒い空気に慣れてしもうたら、それが体に染み込んでまうねん。におい いうか・・・テレビとか見とったら、たまに そんな芸人おるやろ。期待値ゼロの芸人。よう聞いとったらな、100回に1回ぐらい おもろいこと言うてんねん。でもな、本人も、視聴者も、おもろいこと言うはずがない 思うてるから、スルーしてまうんや」



「ぼくは どこに続いているのか わからない真っ暗な道を、ただ歩いていた。ほんの少しだけ前よりマシになったのは、みんなも同じように迷ってるってことに気づいたからだ」


テレビ朝日/2022年11月4日放送
【脚本】
秋元康/【脚本協力】おかざきさとこふじきみつ彦/【原作】秋元康
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最初はパー・第1話 [最初はパー]

「こいつら笑かして、どないすんねん。(中略) 『踊る!さんま御殿!!』で どんだけ まわり笑かしても、さんまさん 笑わへんかったら、編集でカットや。その場でな、いちばん笑わなさそうな人間 落とさなあかんねん。ここ(お笑い養成所)ではオレ(講師)がウケへんかったら零点や」



「(一発屋をバカにするなら)一発 当ててみい。一発 当てるのは、宝くじで言うたら1等と同じや」



「せっかく 新しいドアを開けようとしたのに、鍵が掛かっていたような気がした。押しても引いても、絶対に開かない未来のドア・・・。その講師は、入学早々 そこにいる すべての生徒たちの夢と希望の芽を摘んだ」



「笑い いうのはな、失敗の連続の中から学ぶもんや。なんでもええから、一歩目 踏み出せ言うてんねん。(中略) ええか、思い出してみい・・・小学校のプールの授業。教室で先生が、教科書、黒板 使つこうて、どんだけ泳ぎ方 教えたって、泳げるようにならへんねん。実際、プールん中 入って、鼻から耳から水が入ったり、足がつったり、ぎょうさん水 飲んだりしながら、ジタバタ手足を動かしてる間に、ある日 突然、体がフワッと浮いて泳げるようなんねん。おまえら、水ん中 入らんと、プールサイドで泳げるようになろう思うとんねん」



「嫌な予感がした。いや、それは予感なんかじゃなく、スマホの予測変換に近かった」



「おまえらが勘違いしてんのは、『おもろい』イコール『笑える』と思うてるってことや。(中略) 古文で教わったやろ。『いとおかし』や。興味を引くことを言え、言うてんねん。笑い いうのは、腹 抱えて笑わすだけやないねや。『あのひと、面白いこと言うなあ』は『興味深いこと言うなあ』でもあるんや。『そんなん、知らんかったわ』とか、『そんなん、考えたこともなかったわ』とかと、一緒や。普段の会話が つまらんやつは、ネタやっても つまらん。そもそも、そんなやつ、ネタ思いつかんと思う」


テレビ朝日/2022年10月28日放送
【脚本】
秋元康おかざきさとこ/【脚本協力】ふじきみつ彦/【原作】秋元康
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