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エイジハラスメント・第9話(最終回) [エイジハラスメント]

「いろんな世界で女性が抜擢されてますけど、もっとよくできて、ふさわしい男たちもいるのにと思わされることも事実です。女性が輝く社会であるために、女性を選ぶ――。能力も、キャリアもない凡庸な女性が、女性である、というだけで大きなポストに抜擢される。これは、男性へのセクハラじゃありませんか。そういう選び方をしている限り、たとえ役員の30%を女性が占めようと、誰も女性本人の力だとは思いません」



「女ってだけで得、っていうよりも、同じ力なら女を選ぶ。そういう時代なのかもしれないね」



「女は輝くために仕事をしてるんじゃありません。女も男とおんなじ。生活のため、家族のため、自分のために仕事をしてるんです。なんだって女だけ、そこに “輝く” って言葉がくっつくんですか」



「男は自分の手柄のために、女を輝かせたいんでしょ。(中略) 男に手柄を立てさせるために、男に権力を握らせるために、女が必死こいて輝く気は一切ありません」



「すべてのハラスメントはイジメです。イジメて、弱い者がおどおどするのが快感なんです。恥を知れ、恥を」



「女は得だよね。騒ぎ立てたら、いいとこに出世。男は、ほら、騒いだら左遷させられるから」


テレビ朝日/2015年9月10日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第8話 [エイジハラスメント]

「なにかを忘れるための酒と男は よしたほうがいいよ」



「(セクハラを)受けてないのに、受けたと騒いで、お金を取ったり、相手の人生をメチャクチャにする人たちが現実にいるから(あなたもマネしたん)ですよ。こんなコンプライアンス社会なら金儲けできると思うなら、野田さんこそ最低。ゲスのゲスです」



「ハラスメントは反対です。ただ、過剰な社会はおかしいと言ってるんです。いままでの時代は気配り不足で、いまの時代は気配り過剰。過剰は不足と同じに迷惑です」



「その(セクハラ防止ガイドに書かれている) 『とにかく触らない』 『とにかく言わない』 の  『とにかく』 は、面倒だから触るな、面倒だから言うな、というニュアンスです。ここには男の “触らぬ神に祟りなし” と本音がはっきり出ています。男の本音は、セクハラを防ぎたいというより、女の祟りを防ぎたいんですよ。だから、あらゆるハラスメントを過剰に禁じる方向にいくんです。これは女にとって恥です。バカにしてますよ。なのに、そういう社会に乗じてお金をせしめようって・・・野田さん。女として、落ちるとこまで落ちてますよ」


テレビ朝日/2015年9月3日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第7話 [エイジハラスメント]

「若い部下に仕事を任せないのは、要するに、年配者の嫉妬でございます。年をとればとるほど、若いやつらに任せられるかと、全部 自分で抱え込んでしまいますから」



「ふたりとも 『』 のつく男です。小物で、小賢こざかしくて、小ズルくて、小利口こりこうで、小心しょうしん――」



「女子社員は うんと若いか、できるブスがいいと おっしゃってましたよね。わたしたちだって、男子社員は うーんとイケメンか、できるハゲがいいです」



「(言い返したから)気が済む、済まないの問題じゃありません。ハラスメントを “いやがらせ” という程度でとらえてるから、そういう言葉が出てくるんです。ハラスメントは傷害事件です。心とプライドを傷つける傷害事件です。表であっても、裏であっても、ハラスメントをやる人は犯罪者です」


テレビ朝日/2015年8月27日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
注)1段目:実際の台詞は 「若い分、仕事を任せないのは」 でしたが、この台詞だけを切り取ると意味が通じづらくなるため、こちらの判断で 「若い部下に仕事を任せないのは」に変更しました。
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エイジハラスメント・第6話 [エイジハラスメント]

「長く働く社員は無能。長く働かせる上司も無能」



「女が輝く会社を目指すなら、男が輝く家庭を目指すのも、当然でしょ」


テレビ朝日/2015年8月20日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第5話 [エイジハラスメント]

「コンピューターがないと仕事にならないように、人と人が顔を合わせることを ないがしろにしたら、それも仕事にならないんだよ」



「パソコンができることと、仕事ができることは違うぞ」



「わたしたちは “昭和オヤジ” にパソコンを使いこなせって押しつける。だけど、それ、オヤジたちが昭和の価値観を押しつけてるのと同じで、エイジハラスメントかもしれない」



「若い人の言うことは、たいてい浅くて、軽くて、くだらない。でも、それを必死に訴える姿勢は正しい」


テレビ朝日/2015年8月6日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第4話 [エイジハラスメント]

「頑張るのはいいけど、ちゃんと結果 出してね。会社がなによりも困るのは、頑張ってるのに結果が出せない人――」



「50過ぎて、先を見切った男たち。あいつら、ホントに働かないね。高い給料だけ ぼったくって」



「だいたい 『ハラだ、ハラだ』 言い過ぎなの。できない男と、おさぼり女を叱るのは、ハラ(スメント)じゃなくて、腹に据えかねた当然のご注意よ」



「土下座なんて下品です。ちゃんとした人間のやることでも、やらせることでもありません」



「結婚 狙い(でOLする)なら一般職のほうがモテるからって、そうしたくせに、結婚 逃すと、お稽古だの、グルメだの、給料分 働かない。そのくせに、社会はいろんな人で成り立ってるだの、成果だけを求める社会は間違ってるだのと ほざいて・・・」



「自分がいちばんだと思い込んでるから、部下の価値を引き出せないんです。(中略) 小田課長ぐらいできる人なんて、世の中に いっぱいいます。なのに、自分がいちばんだと思って、いつも “下ハラ” ――ひとを下に見る “下見ハラスメント” ――そんな上司に誰がついていきますか。小田課長なんて、べつに どの会社にでもよくいる凡庸な課長です」


テレビ朝日/2015年7月30日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第3話 [エイジハラスメント]

「なにかで読んだよ。手紙の時代、返事は2週間でも待てた。固定電話の時代、5日は待てた。SNSの時代、10分待てない――」



「なにがあったか知らないけど、どんなことも すぐ終わるよ。生きてることも すぐ終わる」


テレビ朝日/2015年7月23日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第2話 [エイジハラスメント]

「会社ってとこは、能力のある人間ほど、自分にイラだつようになってるんだよ。自分が持つ能力だけでは、日の当たる場所に行けないからね。運が大きい。どうにもならない、運ばかりは。だから、イラだつ。サンドバックが欲しくなる。ハラスメントやる」



「本当にイタイ女はね、 “自然体” と “無精” をごっちゃにしてる中高年よ。肌の手入れも、体のシェイプもせず、毛穴ひらきまくりの、二重アゴ、三段腹で、ナチュラルが好きなの(なんて言う)。ちゃんちゃらおかしい。それは無精っていうの。いちばんイタイおばさん」



「イタイ女は歳を隠さないんです。隠さない裏には、その歳には見えないでしょっていう自信があるんです。ちゃんちゃらおかしい。見えますよ、充分、47才に。なのに、見えないと思う自信で若作りに励むから、イタイんです」



「イタイって言葉、むかし なかったよね。 『いい年』 と呼ばれる女性たちが、若々しくなったからよね。わたしの母親の時代は、当たり前に、悪あがきせずに年をとってたのに、いつの間にか、若いことがなにより大切、なにより もてはやされるってなっちゃって・・・」



「家庭は女をキレイにしないからな。ま、家庭もなく、男もなく、自分だけでキレイになろうと頑張る女が、いちばんイタイけど」



「酒、女、金――。サラリーマン人生は、このどれかひとつで終わる。それと、いまはハラスメントだ」



「あなたこそ、いい年して、脳ミソたれ流してるバカよ。だから、同じように脳ミソたれ流しまくりの、若いだけのバカ女としか つきあえないの。若い女が好きだっていう男は、100%バカ。いい年して、若い子としか つきあえないのは、頭が軽いからです」



「おいしいものを たかられて、モテる気になって、若いバカ女を追いかけてる いい年の男、いちばんイタイです」


テレビ朝日/2015年7月16日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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エイジハラスメント・第1話 [エイジハラスメント]

「シンデレラをイジメる継母ままははの気持ち、わかったわ。若くて、きれいってだけで、(新入社員の女の子が)不愉快なのよ。こっちはその本音 隠すだけでくたびれた」



「10年、(この会社で)一生懸命やったの。(中略) 誰もキャリアを積んだ女としては見てくれないの。年くった女として見られるだけ」



「若さが使えるうちは、それが最大のスキルだと思って頑張りなさい。言われたことは、全部、大事な仕事よ」


テレビ朝日/2015年7月9日放送
【脚本】
内館牧子/【原作】内館牧子
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