早子先生、結婚するって本当ですか?・第9話(最終回) [早子先生、結婚するって本当ですか?]
「欲しいと言わなくても手に入るひともいれば、欲しいと自分から言わないと手に入らないひともいるんです。30年近く生きてきて、手に入れていないということは、自分は後者なんじゃないかと、ふと思ったわけです」
「ひとは出会うべきときに、出会うようになっているのかもしれません。誰もが、どこかで、誰かとつながっていて、そのことに気づかないだけかもしれません。伸ばした手の先に誰かがいて、いつか一緒に同じ空を見上げるときがくるのだと、そう思うと、独りで見上げる空もさみしくありません」
「本当に好きなひとって、ふたりでババ抜きしても、笑えるひとだよ。どこにも行かなくっても、ただ茶の間でお茶飲んで、おしゃべりしてるだけでも、楽しく笑えるひとだよ」
「結婚って、真夜中にぶらりとコンビニに行きたくなったとき、一緒に行く相手がいる――。そういう、ささやかなことなんだ」
フジテレビ/2016年6月16日放送
【脚本】水橋文美江/【原作】立木早子
早子先生、結婚するって本当ですか?・第8話 [早子先生、結婚するって本当ですか?]
「いま目の前にあることを一生懸命やる。それが、いつか、どこかで、誰かと つながるときもあるんです。そう思えば、毎日、頑張れるんじゃないかなあって」
「教師の仕事は 『教えること』 と もうひとつ、 『聞くこと』 だって言いますもんね。教えることがうまい先生は、(子供の話を)聞くこともうまいって」
フジテレビ/2016年6月9日放送
【脚本】水橋文美江/【原作】立木早子
早子先生、結婚するって本当ですか?・第7話 [早子先生、結婚するって本当ですか?]
早子先生、結婚するって本当ですか?・第6話 [早子先生、結婚するって本当ですか?]
「最近のわたしたちのような、飲んで、おしゃべりして、退屈な時間を共に過ごす友達――。そういう友達がいると、大概のことは満たされてしまいます。ひとはどんどんラクなほうに流されてしまいますから。(やがて)女子会から、ショッピングから、映画、温泉旅行・・・ついには趣味なんかも一緒にはじめたりなんかして。住まいもシェアしたりして、老後は一緒に暮らそうなんて言い出すんです。危険です。危険ですよ、このへん。このままだと、満たされてしまいます。婚活の必要性が どんどん なくなっていきます。もうこれ以上、深入りしないようにしましょう」
フジテレビ/2016年5月26日放送
【脚本】水橋文美江/【原作】立木早子
早子先生、結婚するって本当ですか?・第5話 [早子先生、結婚するって本当ですか?]
「告白されそうになったら出てきて流れを せき止めてくれないかと(頼まれました)。またダラダラと新たな腐れ縁が生まれる可能性が(あるから)、と。腐ったミカンが隣にあったら、一緒になって腐ってしまうタイプだそうです」
フジテレビ/2016年5月19日放送
【脚本】水橋文美江/【原作】立木早子
早子先生、結婚するって本当ですか?・第4話 [早子先生、結婚するって本当ですか?]
「学校の授業に 『恋愛』 って、あればいいんですよ。だって、人生において恋愛は重要でしょ」
「ぬか床って、毎日 混ぜないといけないでしょ。(亭主も一緒で)さみしい思いをさせたらいけないし、かといって愛しすぎてもダメになる。飽きることだってある。それでもね、毎日、一緒に生きていくことで、かけがえのないものになるの。自分の人生に、なくてはならないものになるのよ。ぬか床、ほっとくと、どうなるか よく知ってるでしょ? 取り返しがつかなくなっちゃう。いままで積み重ねてきた時間が、全部ゼロになっちゃう」
フジテレビ/2016年5月12日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】立木早子
早子先生、結婚するって本当ですか?・第1話 [早子先生、結婚するって本当ですか?]
「結婚をつまんないって言うひとは、結婚がつまんないんじゃなくて、そもそも そのひと自身が なにをやっても つまんないひとなんだって」
「子供のころ、大人になれば誰でも結婚するものだと思っていたのに、まだ結婚はしていません。もしかすると、まだ大人になっていないからかもしれません」
フジテレビ/2016年4月21日放送
【脚本】水橋文美江/【原作】立木早子