命売ります・第10話（最終回） [命売ります]
「オレのせいとか、誰のせいとか、そんなこと どうでもいい。だいたい、あんたみたいな、ひとに興味のないやつが、他人を不幸にしたり、幸せにしたり、できるわけないじゃない」
「ひとの命を使って、なにかを得ようなどというやつはクズだ」
BSジャパン／2018年3月24日放送
【脚本】小山正太／【原作】三島由紀夫
命売ります・第６話 [命売ります]
「ほとんどのひとは、他人（の言葉）に左右されるの。だからこそ、噂は簡単に誰かの人生を狂わせるのよ」
「過去の栄光にしがみついて、形だけ取り繕ったところで、いずれメッキは剥がれます。執着ほど醜いものはない」
BSジャパン／2018年2月17日放送
【脚本】大林利江子／【原作】三島由紀夫
命売ります・第５話 [命売ります]
「社員をうまく管理できないから、無意味なルールを押しつける。的確な指示を出せないから、ムダな長時間労働が発生する。全部、あなたが無能だからですよ。（中略） うちの問題は、仕事ができない人間が上に立っていることです」
「部下を追いつめてることにも気がつかない こいつも、それを受け入れて この会社にすがって生きてる おまえたちも、搾取する側も、される側も、全員、狂ってる。（仕事がつらいか、つらくないかは）気持ちの持ちようって言ったよな。それが狂ってんだよ。薄っぺらい言葉でやりがいを煽って、自分も、他人も、狂わせている。どうしてわからないんだ。会社を変える？ 違うだろ。こんな会社、辞めればいい。ほかに行けるところがない？ 負け組？ 自分の価値を決めるのは、社会でも、会社でもない。おまえら自身だろ」
BSジャパン／2018年2月10日放送
【脚本】神田優／【原作】三島由紀夫
命売ります・第４話 [命売ります]
「ひとをだますときはね、極力 嘘をつかないのが常識。嘘ばっかで固めちゃうと、ボロが出るから」
「普通ってなんでしょうね。誰かと比べて、なにかと比べて普通って、なんか変だと思いません？ だって、これだけ ひとがいて、感じ方なんて ひとそれぞれ じゃないですか。自分に いちばん しっくりくることが、自分の普通でいいんじゃなかなって、あたしは思います」
BSジャパン／2018年2月3日放送
【脚本】加藤公平／【原作】三島由紀夫
命売ります・第３話 [命売ります]
「そのハンバーグの中に、すりおろしたニンジン入ってんの。女の悪意もおんなじ。ハンバーグのニンジンみたいに、目には見えない。忍ばせるものなの」
「ひとは、ひとの美しさを認められてこそ、自分も美しくなれるんですよ」
BSジャパン／2018年1月27日放送
【脚本】大林利江子／【原作】三島由紀夫
