やれたかも委員会・第５話

「あなたは外見を変えて、モサい自分を脱ぎ捨てたから、マチルダこと町田伸子さんと つきあえたと思ってるようですが、果たして そうでしょうか。だとしたら、マチルダこと町田伸子さんは大した女性ではない。そして、だとしたら、10年経ったいまでも あなたの心にマチルダこと町田伸子さんが とどまり続けてるはずなんてないんです」

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「（あの日は うまくキスができなかったから）後日だなんて、子供の遠足じゃないですから。大人はいつも雨天決行」

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「火のついてない焚火たきびに、いくら新しい薪まきをくべても、燃え上がることはない」

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TBS／2018年5月29日深夜放送
【脚本】山崎淳也、山口雅俊／【原作】吉田貴司

やれたかも委員会・第４話

「告白などしてしまうということは、『好きです』って言えば、すべての女が喜ぶという、男性の一方的で、浅はかで、古い、固定観念です。そんな告白でも、中長期に続く恋愛においては、礼儀として最低限必要。ですが、ことワンナイトにおいては、ちょっと重すぎると言わざるを得ません。もちろん、ワンナイトでも『好きです』を望む女性もおりますが、目の前の女性がそれを望むかどうか、瞬時に判断できなければ、その先は望むべくもないということ」

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「純粋――。大いに結構じゃないですか。告白がオールドファッションなら、それは本来あるべき男女の幸福の形じゃないですか」

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「今回のケース、告白して、長迫ながさこまさゆきさん、自分がスッキリしちゃってますよね。つまり、ゴールはゴールでも、自分のゴールに打ち放ったオウンゴール。そもそも相手ゴールへのシュートもゼロの、ひともボールも動かない世紀の凡戦。南米サッカーだったら、暴動が起きるレベル」

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TBS／2018年5月22日深夜放送
【脚本】山崎淳也、山口雅俊／【原作】吉田貴司

やれたかも委員会・第３話

「悔やむのは、してしまったことより、できなかったこと。言ってしまった言葉より、言えなかった言葉――。まるで人生の沼地に現れる、あのとき獲れなかった経験値無限大の はぐれメタル」

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TBS／2018年5月15日深夜放送
【脚本】山崎淳也、山口雅俊／【原作】吉田貴司

やれたかも委員会・第１話

「さびた自販機、シャッター商店街、補修されないアスファルト。誰も気づかない速度で すたれていく街――。閉塞感の正体は、それだけでは なかったと思います。いまでも強烈に思い浮かぶ、あの山です。地元にいれば、たいていのところから見えるあの山。ぼくらを逃すまいとする――」

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TBS／2018年5月1日深夜放送
【脚本】橋口俊貴、山口雅俊／【原作】吉田貴司