健康で文化的な最低限度の生活・第10話（最終回） [健康で文化的な最低限度の生活]
「笑顔はね、子供たちが頑張ってる証拠なんですよ。（児童養護施設に来て）本当に心から笑える子は、そう多くはいません。子供は子供なりに、その場に対応しようとしてるだけなんです」
「たしかに（お母さんから）ひどいことを されたのかもしれないですけど、（子供たちは それでも一緒に暮らしたがる。）つぎ会ったときは、ひどいことはしない。あのときの お母さんじゃない――。子供たちは、そう願っているのかもしれません」
フジテレビ／2018年9月18日放送
【脚本】矢島弘一／【原作】柏木ハルコ
健康で文化的な最低限度の生活・第８話 [健康で文化的な最低限度の生活]
「（お酒を飲まないと約束しても）それはムリですよ。アルコール依存症は病気だから。お酒に対しては、無力になってしまう病気――。この病気に完治はないから。でも、回復はする。お酒さえ飲まなければ、普通のひとと同じような生活ができる」
「そのひとに伝えてあげて。お酒、やめたくなったら、いつでも（断酒会に）おいでって。独りで闘っても勝てないよって」
「飲んで死ぬか、飲まずに生きるか。結局、彼ら（アルコール依存症の人間）はその二択なんですわ」
フジテレビ／2018年9月4日放送
【脚本】岸本鮎佳／【原作】柏木ハルコ
健康で文化的な最低限度の生活・第７話 [健康で文化的な最低限度の生活]
「笑うひとは いいひと、笑わないひとは悪いひと。そんな単純なことで、人間の良し悪しを決められても困る。要するに、ひとには得意、不得意がある。それだけのことだ」
「ひとは悩みや弱みをさらけ出せたときに、笑顔になれる。その笑顔は まわりを幸せにする」
フジテレビ／2018年8月28日放送
【脚本】矢島弘一／【原作】柏木ハルコ
健康で文化的な最低限度の生活・第１話 [健康で文化的な最低限度の生活]
「いわゆる、不幸慣れっちゅうやつですな、それ。人間ちゅうのはね、不幸にどっぷりつかってると、気力をどんどん奪われて、なにするにも面倒くそうなって、動かんようになってしまうんです」
フジテレビ／2018年7月17日放送
【脚本】矢島弘一／【原作】柏木ハルコ
