中学聖日記・第11話(最終回) [中学聖日記]
「(先生が警察に連行されたのは)あんたのせい。あのひとにも『次はない』――そう忠告したはず。なのに、(あなたたちは)隠れて会ってた。もう信用できないし、取るべき責任は取ってもらう。(でも、)あんたは未成年なの。責任は取れない。(中略) なにかあったら(未成年者誘拐で)あのひとの罪が増えるだけ。いいの?」
「黒岩さんには当初、こう お伝えするつもりでした。『わたしたちの決意は固い。(彼が大人になるまで)待てる。信じて欲しい』と。でも、黒岩くんは やっぱり まだ18で・・・危うくて、なにかの拍子に すぐに感情に流されて。進めず、むかしに戻ってしまう」
「黒岩くんにとって大事なのは、未来です。どんなに心で思っても、表に出しては いけなかった。本当に彼を思うなら、与えなければいけなかった・・・時間や、距離や、可能性。それが大人としての責任だったのに、そうできなかったこと、心から お詫び申し上げます」
TBS/2018年12月18日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ
中学聖日記・第10話 [中学聖日記]
「あなたたちは、自分たちの気持ちを確かめ合うのに必死で、まわりが見えなくなって、いろんなものを失って・・・。このままじゃ、ふたりともダメになる」
「未成年に手を出した女教師――。その事実は消えない。これから先、ひとの100倍 頑張ったって、もう(教員採用の)スタートラインにすら立てない。でも、それでも いいんだよね、好きだから。彼のことが好き。それがすべての言い訳になるんだもんね」
「人の目を怖れて正しく生きる臆病者と、罵詈雑言を浴びながら なにかを得ようと戦う勇者。わたしは勇者の味方」
「これからは、泣くのも、笑うのも自由。なにもないってね、なにからも自由ってことよ」
TBS/2018年12月11日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ
中学聖日記・第9話 [中学聖日記]
「バカでも、天才でも、年齢、職業、性別 問わず、恋に落ちたら、みんな一緒。ひたすら、ふたりに なりたくなる」
「恋愛にフェアとかないから。好きになったほうが負け。なんで、わざわざ負け戦すんの」
TBS/2018年12月4日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ
中学聖日記・第7話 [中学聖日記]
「誰かを好きになるとき、正しいも、間違ったも、ない。それが本物なのか、運命なのかも、どうでも、なんでもいい。ただ好きなのよ。どうしようもないほど惹かれ合うの。それが恋」
TBS/2018年11月20日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ
中学聖日記・第6話 [中学聖日記]
「何十年も生きてたら、誰でも なにかしら あるじゃないですか。過去や、失敗、後悔――。ひとの失敗を一生 許さない社会と、いま頑張ってるひとを応援する社会、どっちに子供たちを送り出したいか、考えたら答えはひとつですよね」
TBS/2018年11月13日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ
中学聖日記・第4話 [中学聖日記]
「結婚が決まって、人生設計が見えてくると、急にまわりの環境が安全地帯になる。だからこそ、外の危なっかしいものや、不安定なものに目が行っちゃう。いい聖、いま自分が幸せだってこと、勝太郎に感謝しないと」
「(進路を決めるとき)いまから先の3年間じゃなくて、なりたい自分があって、その前の前に いまいると思ったら、行きたい学校、見えてこない?」
「(男女の仲は)お茶と一緒で、放っておくとね、気持ちが冷めちゃうの。だから、そばにいて、お互い刺激し合って、一生懸命 温めていかなきゃいけないのよ」
TBS/2018年10月30日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ
中学聖日記・第2話 [中学聖日記]
「『よし、決めた、結婚!』って言ってさ、勢いよくワーッといって、すぐ籍入れればさ、ゴールのテープは切れるわけうよ。でもさ、タイミング外すと、やっぱりこう、盛り下がっちゃうの。結婚は勢いだから」
「どいつもこいつも、みんなレッテル貼りたがる。どうせ、女はすぐ結婚して(会社を)辞める。残った女は、不倫か干物。メンタル不安定」
「離れて暮らしてると、少しずつ ずれてきて、なかなか本音が言えない。弱気 見せられない。そうやって、だんだん ただの他人になってく」
TBS/2018年10月16日放送
【脚本】金子ありさ/【原作】かわかみじゅんこ