刑事ゼロ・第10話(最終回) [刑事ゼロ]
「司法警察の役割は殺人者を追いつめ、殺人者を裁き、殺人者を吊るすことだろ。なのに、人殺しをすべて もれなく捕まえ、法の前に引き出せないなんて、どんだけ無能なんだよ。オレたちを生んだのは、あんたたち刑事の罪なんだよ」
「きみがやったことは、どんなに言い繕っても復讐だ。犯罪だ」
「(殺人者を逃した)刑事の罪は誰かに裁かれるものでもなければ、それを裁いてくれる人間がいるわけでもない。自分で心に刻み込むしかないんだよ。そして、そこに罪がある限り、オレたちは刑事でいつづけるしかないんだ」
テレビ朝日/2019年3月14日放送
【脚本】戸田山雅司
刑事ゼロ・第7話 [刑事ゼロ]
「きみの目的は、責任の所在の追及かね? たとえば学校の中で出会った者が、将来 罪を犯したら、その学校が裁かれるのかね? わたしは あくまでも出会いの場を作ったに過ぎない。1000人のコミュニティがあれば、中には暴走する輩も現れる。それが集団の摂理だ」
テレビ朝日/2019年2月21日放送
【脚本】及川拓郎
刑事ゼロ・第4話 [刑事ゼロ]
「捜査は資格でやるものではない。技術に裏打ちされた情報の収集力と解析能力でやるものだ」
「電脳の世界では、10代でも立派なテロリストになれる。そういう時代なんですよ」
「お前の正義はバランスを欠いてるんだ。余分な感情は、ときに新たな悪意や犯罪を誘発する危険をはらんでるんだ」
テレビ朝日/2019年1月31日放送
【脚本】戸田山雅司
刑事ゼロ・第3話 [刑事ゼロ]
「時間っていうのはさ、可能性とおんなじだよね。夏富の家に入らなければ、きみは引きこもることもなく、その10年の間に出会えたはずの友人たちや、そのひとたちと作れたはずの絆や、つらいことも、楽しいことも含めた経験や、記憶も、奪われたんだから」
テレビ朝日/2019年1月24日放送
【脚本】戸田山雅司