スーパーのカゴの中身が気になる私・第10話(最終回) [スーパーのカゴの中身が気になる私]
「だいたい わかるだろよ。自暴自棄になった男は、強盗やることになってんの」
「(オレが)描いてた未来とは全然 違うよ。売れてる役者に嫉妬したりもするよ。でもな、やり直せるから・・・オレがオレを見捨てなければ、何度でも やり直せるから」
千葉テレビ/2023年12月29日放送
【脚本】和田清人
スーパーのカゴの中身が気になる私・第9話 [スーパーのカゴの中身が気になる私]
「お客様の期待に応えながら、制約の中で自分らしさを出す――。役者も同じだろ」
「(ハエを)殺すんですか。あなたにとって、衛生管理とは命より重いんですか。ハエは古くから害虫として忌み嫌われていますが、それは偏見に基づく差別です。本来、ハエは花粉を媒介する昆虫であり、ミツバチの代わりにハエに受粉作業させて、イチゴやマンゴーを栽培する農家さんもいます。ハエのほうが活動温度帯が広く、雨天でも働けるので重宝されていると聞きます。つまり、ハエは環境次第でひとの役に立つ生き物です。殺してはいけません」
千葉テレビ/2023年12月29日放送
【脚本】和田清人
スーパーのカゴの中身が気になる私・第5話 [スーパーのカゴの中身が気になる私]
「恋の賞味期限切れだな。恋愛も魚と同じで、旬ってもんがある。いいか、デートは3回目までが勝負。3か月ごろの倦怠期、3年目の浮気――。つまり、恋は傷みやすく、足が はやいわけ」
「(卒業したら)遠距離には なっちゃうけど、帰り道で電話すれば、一緒に帰ってるみたいなもんでしょ」
「もしかして、万引き? 理由なら、いくらでもあるよ。受験のストレスとか、中間テストの赤点とか、親にバレたら恥ずかしいサイトの閲覧履歴とか」
「タコは自然発生せんちゃけん。食べるひとへの気持ちがないと、タコさん(ウインナー)は生まれんと」
「いまはね(受験の結果が すべてかもしれない)。でも、将来 心の支えになるのは、学歴よりも、過去の頑張った自分だったりするから」
千葉テレビ/2023年12月26日放送
【脚本】灯敦生/【脚本協力】吉見健士
スーパーのカゴの中身が気になる私・第3話 [スーパーのカゴの中身が気になる私]
「なにが実力派俳優だ。壊滅的 棒読み台詞のくせに、高身長と先輩への 媚び力で売れてるだけ。しかも、本名 庄吉だからな。はは、ショーンって」
「いまはセルフ プロデュースの時代よ。『踊れる保育士』とか、『歌える農家』とか、みんな そういうの つけて、SNSとかで自分から見つかりにいくわけ」
「毎日、一流料理店でディナーをする風見は、行き先々で辛口の毒舌評論家。(中略) 風見を化け物にしてしまったのは、他人に評価を求めすぎる世間か、過激なほど燃えるSNSか。どっちにしろ、その代償は しびれるほどに辛いな」
千葉テレビ/2023年12月26日放送
【脚本】灯敦生
スーパーのカゴの中身が気になる私・第1話 [スーパーのカゴの中身が気になる私]
「きみ、人間に興味ないでしょ。だから、教師 演じても、ヤクザ 演じても、全部 おんなじ。(中略) 演じるって、他人の人生を生きることなんだよ。もっと人間を観察して、そのひとの生き様 想像したほうがいいよ」
千葉テレビ/2023年12月25日放送
【脚本】和田清人