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えにしの記憶 ~江戸→東京どらま~ シーズン4・第2話 [えにしの記憶]

「この川は(死んだ人間が)初七日に渡るんやけどな、渡り方が三通りあるんや。だから、三途の川いうんや。おこないのええ人間は橋の上を渡り、罪の軽い人間が渡るのは浅瀬。重い罪を犯したもんは、怖ろしい龍のおる濁流を渡らなあかん」



「生前、悪いことをしてる人間は、濁流の中を泳いで三途の川を渡ってくるから、服が水で重くなっている。それで(罪の重さを量る衣領樹えりょうじゅに服を掛けると)木がしなるっていうわけだ。でも、ここまできても往生際の悪いやつがいて、乾いた服とすり替えて、びしょびしょに濡れた自分の衣服を、他人に着せて通過しようとする悪人もいる。ここで きてる言葉わかるか」
「あ、濡れ衣を着せる――」


TOKYO MX2/2017年10月14日放送
【脚本】
草部文子
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