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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第3話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「司法試験に人格は関係ない。だから、あんたのような金の亡者も弁護士になれたんだろ」



「日ごろから暴力(を振るうこと)には慣れてるようだが、ひとを殺したことはあるのか? ナイフが体内に沈んでいく あの感触。力いっぱい締めた首の呼吸が止まる気配。相手の目がだんだんガラス玉に変化していく あの光景――。おまえには無理だ。躊躇があるやつには、どうしたって ひとは殺せない。経験者だから教えてやるよ。ひとを殺すときには、すでに なんの迷いもない」



「罪を犯したひとは、前を向いて生きちゃダメなのかな。過ちは一生 糾弾されなくちゃならないのかな」



「どんな理由があろうとも、罪には罰があるのが当然ですよね。でも、あそこ(医療少年院)は罰を与える場所ではないそうね。あたし、思うの。罰を受けずに更生する人間なんて いるのかしら。そんな虫のいい話・・・。だったら、被害者は報われないじゃないですか」



「被告人が自供している状況で、戦術上の理由から(弁護人が)無罪を主張することは、法廷を愚弄してる」


フジテレビ/2019年12月21日放送
【脚本】
戸田彬弘/【原作】中山七里
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