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先生を消す方程式。・第4話 [先生を消す方程式。]

「『賢いひと』と、『賢いと思ってるひと』は違います。自分で賢いと思っているひとは、まあまあ賢い。でも、本当に賢いひとは、自分のことを賢いとは思ってない。厄介なのは、自分で賢いと思っているひとが、なにかの力を持ったときです。(中略) それは武力であったり、権力であったり・・・。自分が賢いと思っているひとは、その力を世の中のために役立てるのではなく、自分がいちばん上になるために、上でいつづけるために、その力を使うんだ」



「賢いと思っているひとというのは、その賢いと思ってる頭脳を使って、情報を操作したり、ひとのメンタルを見抜き、コントロールし・・・つまり、ひとを支配して、自分が上に立とうとする。(中略) ですが、残念ながら、自分がいちばん賢いと思っているひとは、自分が住む世界がどれだけ小さいのか気づいてない。大海を知らないかわず――。自分が住むその世界から外へ出たとき、いつの間にか、自分よりも賢いひとと出会い、そのひとの下についてることに気づけない。賢いと思ってるけど、その上の賢いと思ってるひとにコントロールされてることに気づかない。だから、賢いと思ってるひとは、結局、イコール バカなんです」



「『人生に起こることは、すべて意味がある』って言うひともいる。(中略) 意味があるかどうかは、残されたひと次第で・・・意味があったんだと、意味づけてあげることが大事なんだ」


テレビ朝日/2020年11月21日放送
【脚本】
鈴木おさむ
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