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恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~・第5話 [恋です!]

「みなさん、道具といえば なにが思い浮かびますか。コーヒーカップ、お皿、スプーンやフォーク、包丁、まな板、テーブル、椅子、本棚――。そういう道具が なくなってしまったら、(中略) どうしていいやら困ってしまう。だから、道具を使うのは当たり前のことですよね。ですが、白杖はくじょうや車椅子を使うと、障害者の記号みたいに、特別な目で見られることが多いんです。みんな、自分にとって便利な道具を使ってるだけなんですけどね」



「わたし、小さいころから ひとと うまく つき合えなくて。どこ行っても うまく溶け込めなくて・・・。それを いつも なんで できないんだって、怒られたり、バカにされてきて。でも、ユキコさんは白杖 持ってるだけで、できないことがあっても許されて、まわりから優しくしてもらえる。なんで? ずるいって(思ってしまう)・・・。(中略) ホントは わたしも わかってる。わたしの生きづらさと、ユキコさんは関係ないって」



「職場ってさ、できるひとが できないひとをカバーして、教えていく――。そういうもんじゃないかな? きれい事に聞こえるかもしれないけど、ぼくは働くスタッフをひとりも取りこぼさない、そういう店にしたいと思ってるんだよね」



「どんな過去だろうが、そっからは逃げらんねえぞ。向き合うしかねえんだよ。好きなひとと思いが通じ合うなんて、奇跡みたいなもんだろ。奇跡、ムダにすんなよ」


日本テレビ/2021年11月3日放送
【脚本】
松田裕子/【脚本協力】室岡ヨシミコ/【原作】うおやま
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