官僚たちの夏・第10話(最終回) [官僚たちの夏]
「いまよりはるかに過酷な運命を生きた人々が、いまを切り開いたことを忘れないで欲しい」
「魂を売って次官の座を守ったとしても、政治家とアメリカに、いいように使い捨てられるだけだぞ」
「弱い者に泣き寝入りをさせるだけなら、政治も行政もいらないじゃありませんか」
TBS/2009年9月20日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】城山三郎
官僚たちの夏・第8話 [官僚たちの夏]
「あなたは権力がなければ、仕事ができないのか」
「熱意や、思いなしに、なにができる。(中略) そういうことを否定して、一体どういう国ができる」
TBS/2009年9月6日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】城山三郎
官僚たちの夏・第7話 [官僚たちの夏]
「政治家が信念よりも損得を考えたら、国は滅びます」
「あなたが私を切り捨てたことで、私が守ってきた多くの者も切り捨てられ、彼らは確実に血を流す。あなたはその返り血を浴びる覚悟をしたほうがいい」
TBS/2009年8月16日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】城山三郎
官僚たちの夏・第6話 [官僚たちの夏]
「これはあくまでも法案だ。成立さえしなければ、ただの作文にすぎない」
「確実な政策なんか、どこにあります。予測ができないから、我々は日々議論を重ね、苦悩してるんです。すべての政策は、不安と、手探りの中で実行されていくもんでしょう」
「ぼくだって、日本を一流国にしたくて、必死になってやってきたんだ。おまえと同じ山を登ってきたつもりだよ。ただ、道が違ってた・・・」
TBS/2009年8月9日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】城山三郎
官僚たちの夏・第5話 [官僚たちの夏]
「あとには草木も生えないような特許の取り方をして、それがアメリカ企業のやり方ですか。あなたの態度は植民地支配と同じで、先に強くなった者が縄張りを広げて、弱者を蹂躙するようなもんだ」
「この窓から飛び降りることで、何かが償えるなら、私はいつでもそれができる」
「風越が日本の大きなエンジンであることは間違いないが、それは時代遅れの古いエンジンかもしれない。しかも、馬力があり過ぎて、もうオレにも操縦できない」
TBS/2009年8月2日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】城山三郎
官僚たちの夏・第2話 [官僚たちの夏]
「いまは競争よりも、協力です」
「自由経済、自由競争。自由と言えば聞こえはいいが、それは誰も国の舵を取らないことにつながりかねない」
「自由競争は強いもん(アメリカ)には都合がいいシステムだ。だがな、国民みんなが幸せになるためには、日本独自の経済ルールが必要なんじゃないか。オレたちは、そのことを信じる勇気と決意を求められてんじゃないのかな」
TBS/2009年7月12日放送
【脚本】橋本裕志/【原作】城山三郎