Ｑ１０（キュート）・第９話（最終回） [Ｑ１０]
「あんまり、いろんなことに期待しないことにしてるんです。なんとか食っていけて、まあ、最悪の事態さえ避けられれば、それでオールＯＫなんじゃないかなって。・・・あ、いま つまんない男って思った？」
「いいえ、素敵な考え方だと思います。だって、それって世界平和ですよ。世界中の人がなんとか食べていけて、最悪の事態を避けることができますように・・・」
「社会でうまくやっていこうと思ったら、まず頼りになる大人を見つけろ、１人でいいから。これはっていう大人 見つかったら、半分成功したようなもんなんだから」
「かあちゃんを愛するってことは、かあちゃんが産んだおまえたちを愛するってこと。ということは、かあちゃんを産んだ かあちゃんと、とおちゃんも愛するんだよ、オレは。かあちゃんに親切にしてくれる人も愛するし、その親切な人に親切をしてくれる人も愛する。かあちゃんに意地悪だった上司も、回りまわって いまのかあちゃんの人格を作ってると思えば、それはまた愛するべきなんだよ。かあちゃんを成り立たせてるものすべてを愛する。そういうことよ」
「Ｑ１０に親切な人を愛し、Ｑ１０を成り立たせているものを愛する。それが、Ｑ１０を愛するように、世界を愛すること――」
「愛も、勇気も、平和も、この地球上にあると思えば、きっとあるのよ」
「いまは見えなくても、自分を信じろ。いつか目の前に、おまえが信じたものが、形をもって現れるその日まで」
日本テレビ／2010年12月11日放送
【脚本】木皿泉
Ｑ１０（キュート）・第８話 [Ｑ１０]
「本当に怖いのは、不幸そのものではありません。いちばん怖いのは、不幸になったとき、考えるのをやめてしまうことです」
「死ぬほど考えること。これが、後悔しないたった１つのやり方です」
日本テレビ／2010年12月4日放送
【脚本】木皿泉
Ｑ１０（キュート）・第６話 [Ｑ１０]
「しょうがないよ。常識 やぶんなきゃ、伝わらないことだってあるんだから」
「（胸に）ぽっかり空いた空洞は、いつまで経っても満たされない。だけど、それは大切な人がいた証拠だ。大切な人のために生きた証拠だ」
日本テレビ／2010年11月20日放送
【脚本】木皿泉
Ｑ１０（キュート）・第５話 [Ｑ１０]
「力って、怖いよね。持ったとたん、自分の思い通りにしたくなるんだもんね」
「誰かが力を持って、思い通りにするってことは、いまある世界が壊れるってこと。（中略） 本当に壊していい世界なのか、決して壊してはいけない世界なのか、それを見極められない者は、力を使ってはならない」
「死ぬほど欲しいものがあるっていうのはさ、オレはまだまだ生きるぞってことなんだよ」
「あんたはこれから、自分が壊した世界を生き続けなければならない。（中略） 力を使うっていうのは、つまりそういうこと」
日本テレビ／2010年11月13日放送
【脚本】木皿泉
Ｑ１０（キュート）・第２話 [Ｑ１０]
「恋は革命ですよ。自分の中の常識が、ぜーんぶ ひっくり返っちゃうようなものなの。お似合いの人とか、よさそうな人とかじゃ、永遠にひっくり返らないでしょ。つまり、そんな程度のやつとは、恋は始まらないってことですよ」
日本テレビ／2010年10月23日放送
【脚本】木皿泉
Ｑ１０（キュート）・第１話 [Ｑ１０]
「いつでも始められて、いつでも終われる。そんな使い捨てみたいなものが、本当に恋なのか。どこにも売ってない、名前もついてない、そんなふうに人を好きになるのは、途方もない奇跡なのか・・・」
「人間にはリセットポタンがありません。だから、人間はやり直したいときは、助けを呼ぶのですね」
「大声で叫ぶと、必ず助けが来てくれます。それが人間のルールです」
日本テレビ／2010年10月16日放送
【脚本】木皿泉
