梅ちゃん先生・第137話 [梅ちゃん先生]
「労働っていうものは、崇高なものです。使われる身だろうが、使う身だろうが、問題は自分の仕事に誇りを持つことが できるかどうかじゃないでしょうか」
「子供なんて、放っといても育つもんだ。(中略) 戦争のころの、生きるか死ぬかってころと違って、世の中どんどん豊かになると、人間、悩みも贅沢になっていくもんだな」
「あんまり人生うまくいってないみてえだな。けど、人生 いいときも、悪いときもある。これは何年って単位でくるからな。おまえ、生まれて何年だよ? まだ、 “いいとき” がきてねえだけなんじゃねえのか」
NHK/2012年9月7日放送
【脚本】尾崎将也
梅ちゃん先生・第96話 [梅ちゃん先生]
「ぼくは医療が人を救うと思ってた。自分がその仕事に携わっていることに、自信も、誇りも、持ってた。でも、早野さんに『病院に戻れば、必ず治す』と言えなかった。(中略) うちで家族との時間を過ごしたい――。その気持ちに医学が負けたんだ」
「研究者と臨床医とでは、同じ医者でも立場や考え方が違う。ぼくらがそれぞれ お互いの道を究めたら、どこかで必ずぶつかる気がする。そんなとき、ぼくはきみに嫌われたくないから、自分の考えを曲げるかもしれない。(だから、ぼくたちは別れなきゃいけない)」
NHK/2012年7月21日放送
【脚本】尾崎将也
梅ちゃん先生・第77話 [梅ちゃん先生]
「そば屋が人助けをしてると思って、そばを打ってるか? 医者だってそうだ。そば屋が人助けじゃないなら、医者だって違う。自分が人を助けてやってるっていうのは、医者の思い上がりだ」
NHK/2012年6月29日放送
【脚本】尾崎将也
梅ちゃん先生・第63話 [梅ちゃん先生]
「困ってるときに、ひょいって手を出してくれる人がいると、すごくうれしいでしょ。で、次はわたしも誰かを助けようって思うの。そうやって、みんなが幸せになれるんじゃないのかな」
NHK/2012年6月13日放送
【脚本】尾崎将也
梅ちゃん先生・第36話 [梅ちゃん先生]
「私も、竹夫兄さんも、松子姉さんも、お父さんやお母さんが心配してくれてるから、もう少し先に行ってみようと思えるの・・・きっと。お父さんが心配しててくれてるから、わたしたち大丈夫なの」
NHK/2012年5月12日放送
【脚本】尾崎将也