鉄子の育て方・第11話 [鉄子の育て方]
「地方出張で居酒屋 行くとき、ハズさない方法、知ってる？ 市役所の裏を探す。鍛えられるんだよ。味と慈しみのわかるオヤジたちに もまれて、お店はすくすくと育っていく」
「才能のある者は、しかるべき場所にいてこそ、成長する」
「テレビはね、なにかが起こってるから、みんな見るんじゃないんだ。なにかが起きそうな気がするから、みんな見るんだ。きみは なにかを起こしそうな空気に満ちている」
TOKYO MX2／2015年9月27日深夜放送
【脚本】上野耕一郎／【原作】かわすみひろし
鉄子の育て方・第８話 [鉄子の育て方]
「ふたりの間に溝ができてしまったご夫婦におすすめ（の鉄道デートプラン）です。出発は田町駅。１、２番線ホームをほぼ同じタイミングで発車する山手線と京浜東北線に、それぞれ（分かれて）乗り込みます。このふたつの路線は田町から田端まで、ずっと平行に走ってて、まるで もうひとつの世界が向こうにあるような感じがします。田端を過ぎると、お互い別々の道へと進みます。でも、ここまで駅は12個あって、一歩踏み出す勇気があれば、向こうの世界へ行くことができます。駅があるうちに、会いたい、話したいって思う気持ちがあれば、まだ大丈夫。世界を飛び越える勇気を、身を持って体験できるデートなんです」
TOKYO MX2／2015年9月6日深夜放送
【脚本】上野耕一郎／【原作】かわすみひろし
鉄子の育て方・第７話 [鉄子の育て方]
「鉄道を、愛して、愛して、愛していると、なんか自分のものに なってくれたような気がするときがあるだろ。錯覚だ。何百億円出して、鉄道を買い取らない限り、自分のものには ならないよな。まるで絶世の美女のように、絶対におまえの手には入らないんだよ。オレたち（鉄道テレビ）が作ってんのは、鉄道へのラブレターだ。完璧じゃなくたっていい。気持ちが伝わればいいんだよ」
「鉄道を楽しむコツのひとつを教えます。知らない路線に乗って、知らない街に行くでしょ。そしたら、そこで考えてみるんです。もし、わたしがこの町で暮らしていたらどうか。違う人生を想像してみるんです。あったかもしれない わたしの可能性――。それは楽しいですよ」
「鉄道に乗って（中略）違う人生の “わたし” を考えたら、気づかなかった気持ちに出会えました。遠くに行くけど、いちばん近くのわたしと出会えるのが旅なのかも」
TOKYO MX2／2015年8月30日深夜放送
【脚本】上野耕一郎／【原作】かわすみひろし
鉄子の育て方・第５話 [鉄子の育て方]
「どんな状況で、どんな人たちと、なにを学ぼうと、鉄道を愛してないなら意味ないわ。愛のないエアトレインは、ただのモノマネ」
TOKYO MX2／2015年8月16日深夜放送
【脚本】上野耕一郎／【原作】かわすみひろし
