嘘の戦争・第10話（最終回）

「詐欺師がひと殺してどうする。生きてる人間しかだませないのに」

---

「嘘で消された罪は、もう償えない。だから今度は、嘘の罪で罰を（受ける）」

---

「嘘もつき続ければ、ひとつぐらい本物になるかもな。一ノ瀬浩一は死んだ。復讐にとらわれた男は消えて、別の人間になれるかも。だから、オレはつき続ける・・・嘘が嘘じゃなくなるその日まで」

---

フジテレビ／2017年3月14日放送
【脚本】後藤法子

嘘の戦争・第２話

「ホントのこと言えなくて、ごまかしただけ。そいうのは嘘って言わないの」

---

「悪いやつほど、仲間割れが早い」

---

「金はいくらあっても足らない。増えるほど不安になるんだよ。なかったころのツラさを思い出すから」

---

「詐欺師は偶然を必然だったと思わせる。もっと優秀な詐欺師は、これが運命だったと思わせる」

---

フジテレビ／2017年1月17日放送
【脚本】後藤法子

嘘の戦争・第１話

「この世に嘘をつかない人間なんていない。逆に言えば、嘘をつかれたことのない人間もいない。生きてる限り、だますか、だまされるか。真実は自分で見極めろ」

---

自分は正しく評価されてないって思ってる男ほど、SNSで自慢したがるよね。 『いいね』 の数で、ちっぽけな承認欲求 満たしてる」

---

「だましに必要なのは、リアリティとユーティリティ。リアリティ――つまり、こいつの言ってることには現実味があると感じさせること。そして、こいつは自分の役に立つと思わせる。それがユーティリティ。儲けさせてくれる、助けてくれる、病気が治る、なんでもいいんだよ。得になる要素を持っていると思わせる。そのふたつがそろったとき、ひとは相手を信じたくなる」

---

フジテレビ／2017年1月10日放送
【脚本】後藤法子