ボク、運命の人です。・第10話(最終回) [ボク、運命の人です。]
「きっと運命とは、あきらめずに信じ続けた者だけが、たまに受け取れるご褒美のようなものだ」
「きっと運命とは、ただの偶然だと切り捨てていたものの中に紛れ込んでいる宝石のようなものだ」
日本テレビ/2017年6月17日放送
【脚本】金子茂樹
ボク、運命の人です。・第8話 [ボク、運命の人です。]
「元暴走族だったひとが社長になったらスゲエほめられるじゃん。あの法則でいけるわ。ダメってレッテル貼られたほうが、ひとは奇跡を起こしやすいですよって話。ビリギャルとかも そうじゃん。難しい大学 入るにしても、普通に勉強して入ったひとより、金髪でちょっとバカだったひとが入ったほうが、どういうわけか ほめられるっていう。(中略) もともと そこそこ能力があるひとは、一旦グレちゃったほうが ほめられやすいですよってこと。社長になれると思ったら、思い切ってグレてみる。大学に入れる実力があったら、一旦ギャル経由してから大学に行く。そのほうが人生に追い風が吹くんですね」
「結婚生活が50年だとしたら、1万8300日も一緒に過ごさなきゃいけないの。結婚っていうのはね、50年後も、朝 起きたときに、隣に寝ててもいいひとを見つける過酷な作業なの」
日本テレビ/2017年6月3日放送
【脚本】金子茂樹
ボク、運命の人です。・第4話 [ボク、運命の人です。]
「女子には時間制限あるから。男のひとと違って、結婚の先に出産があるでしょ。だから、年々、相手に求める項目ばっかり増えてって、仮にちょっといいなあって思っても、すぐ査定して、減点して、あっという間に不合格のハンコ押しちゃうの」
「好きっていう気持ちは、そう簡単に終わらないの。相手にダメだって言われたからって、あきらめられない感情を “好き” っていうの」
「オレたち営業なんて、どこ行ったって最初は嫌われてる。客からしたら、ただの目障りな存在だ。(中略) 嫌いなやつからものを買いたいか? 嫌われてんのに、いきなり買ってもらおうっていう考え方が、まず間違ってんだよ。一日目に顔を覚えてもらう。二日目に声を覚えてもらって、三日目で名前を思えてもらう。そこまできて、ようやく “嫌いなやつ” から “可も不可もない人間” に昇格だ。当然(それまで商品の資料は見せない)。観葉植物を見習って、ただそこに存在するのみ。(毎日、なにしに来ているの、と)相手にその言葉を言わせるまで、じっと待つ。それで初めて商品の話を聞いてもらう。嫌いな人間の言葉と、可もなく不可もない人間の言葉、どっちが相手に届くか説明するまでもない」
「もし好きになることが できないという理由で、遠ざけようとするんだったら、嫌いじゃないものを近くに置いてみることから はじめてみませんか。もし、嫌いじゃないって言ってくれるなら、ぼくはこれからも、あなたのことをずっと好きでいられます」
日本テレビ/2017年5月6日放送
【脚本】金子茂樹
ボク、運命の人です。・第2話 [ボク、運命の人です。]
「遠回りが結果的にいちばんの近道だったひとのパーセンテージ、考えたことある? (中略) 大半のひとが遠回りをした挙句、自分を見失って路頭に迷う」
「人間は非日常的なことが起こったときに動揺します。その心の揺れを、恋愛感情だと錯覚したがる生き物なんです」
「それって、楽しいですか。不思議なことが起こったときに、目くじら立てて否定して。それって、楽しいことですか。計算外のことが起こると、そんなに不安になるんですか」
「カルビそんな食べて、痛風、大丈夫なんですか」
「痛みは我慢できる。だが、うま味は我慢できない」
日本テレビ/2017年4月22日放送
【脚本】金子茂樹
ボク、運命の人です。・第1話 [ボク、運命の人です。]
「(晴子は)ひとを減点法でしか見ないから、出会いの選択肢、どんどん せばまってるじゃん」
「選択肢は少ないほうが、正解率は高いの」
「どうして(きみが)こんなにも女運が悪いか教えてほしい? それはね、出会うべき運命の相手が、ちゃんと いるからだよ。だから、運命がきみを邪魔して、正しい道にグッて戻そうとしてるってわけ」
「きみたちの子供が30年後に地球を救うんだよ。(中略) 俗に言う救世主ってやつ。アヒル同士が結婚して、奇跡の白鳥を生むっていう話だね」
日本テレビ/2017年4月15日放送
【脚本】金子茂樹