小さな巨人・第10話(最終回) [小さな巨人]
小さな巨人・第7話 [小さな巨人]
小さな巨人・第6話 [小さな巨人]
「無様でも、泥にまみれても、なにくそと食らいつけ。たとえ目が見えなくても、リングに立っていれば、パンチが当たることもある。あきらめん限り、試合は続けられる。それが組織で生きるということだ」
「オレはな、自分で言うのもなんやけど、勝ち馬に乗るタイプや。そうやって出世してきた。(中略) 一番手は困るんや。先頭に立つ人間は雨風をもろに受けなアカンやろ。だから、オレは常に二番を目指してきた。オレにとっては、二番手こそが一番なんや」
「やれと言われたら、やるしかない。断った瞬間に組織では生きていかれへんからな。怖ろしいもんやな、組織っちゅうのは。顔も体もないのに、意志だけは存在する。正体不明の怪物みたいなもんや」
TBS/2017年5月21日放送
【脚本】丑尾健太郎、成瀬活雄/【脚本協力】八津弘幸
小さな巨人・第5話 [小さな巨人]
小さな巨人・第3話 [小さな巨人]
小さな巨人・第2話 [小さな巨人]
「絶対的なものにも裏がある。その裏にある真実をわたしは突き止めたいんです」
「息子さんのために、本当に正しいと思うことをしてあげてください。正しいかどうかは、胸を張れるかどうかです」
「わたしが逆らったのは、自分自身を嫌悪したからだ。一課長の手を借りてまで、出世しようとする自分をな。わたしが目指すものは最初から変わらない。変わったのは、その理由だよ。この警察の組織体制を誰かが変えなきゃいけないんだ。そのためには、上に立つしかないんだ。だが、わたしは飼い主に尻尾を振るような犬ではない。警察官だ。おまえとは違ったやり方で、わたしは捜査一課長になる」
TBS/2017年4月23日放送
【脚本】丑尾健太郎/【脚本協力】八津弘幸、成瀬活雄
小さな巨人・第1話 [小さな巨人]
「明日やれることは、明日やる。それが公務員ってもんだ」 →類似
「気をつけろ、香坂。敵は味方のふりをするからな」 →類似
「警察官への取り調べは、一般犯罪者のそれとは違う。黙秘権は通用しない。ここにあなたを守る法律など存在しない」
「警察には出世できる人間と、そうではない人間がいる。そして、一度 出世の道を外れた者は、二度とその道に戻ることはできない。どの階級の試験にも、最後に面接があるだろ。結局、最後はひとがひとを決めるんだ」
「たしかに所轄は足しか使いません。なら、その足でとことん前に進むしかない」
「あなたは所轄刑事に説明したことありますか。あるのは命令だけです」
「捜査一課長になれば、一等地の一軒家が与えられ、車は運転手つきの高級車。退職したあとも大企業への天下りが用意され、老後も安泰――」
「疑問を抱かず、上の指示に従う。それが組織で生きるということだ」
「あなたに従うことで、組織で生きることができたとしても、警察官としての自分は死ぬことになります」
「その勘に覚悟はあるのか。この警視庁捜査第一課長・小野田義信の目を見て答えろ。覚悟なき者に、なにも言う資格はない」
TBS/2017年4月16日放送
【脚本】丑尾健太郎/【脚本協力】八津弘幸、成瀬活雄