メンズ校・第11話 [メンズ校]
「『自由になりたい』か・・・。便利な言葉だな。自由――その響きだけで、ひとはついてくる。無責任だと思わんか」
「オレから言わせると、おまえを見つけたことが “当たり” だ。オレは おまえみたいに、ひとに気をつかうことも、空気を読むこともできない。ひとの気持ちを考えて行動するなんて、もってのほかだ。でもな、今回、おまえのために脱出してわかった。誰かのために動くって、気持ちいいな」
「自由って、もらうもんじゃなくて、自分でつかむものだったんだ。自分ひとりじゃムリだったけど、仲間がいたからここまで来れた。大切なのは、どこにいるかじゃない。誰と、どんなふうに生きてるかだよ」
「脱走? 古い。不自由から逃げるからダメなんだ。だったら、ここに自由を作ればいい」
テレビ東京/2020年12月16日深夜放送
【脚本】蛭田直美、いとう菜のは/【原作】和泉かねよし
メンズ校・第10話 [メンズ校]
メンズ校・第8話 [メンズ校]
メンズ校・第6話 [メンズ校]
「好きなんだよね、(貝殻の)この匂い。磯くさい・・・。(中略) なんかさ、持ち運べる海って感じでしょ」
「オレは常々、女は みな等しく花だと思ってる。だが、残念なことに、あの女には なにかが決定的に足りてない。解毒効果がないに等しい。オアシスを見つけた瞬間、蜃気楼だったと わかった気分だ」
「ダメじゃないの、楽しいだけなんて? だって、そんなの、なんの役にも立たないし・・・。楽しくなくても、将来とか、未来とか、そういうのに役立つことに、時間 使わないとダメなんじゃないの」
「立つだろ、役に。もし将来、楽しくなくても、役立つことにしか時間を使っちゃいけなくなったとき、絶対 役立つだろ、いまって。(あのとき、すげえ楽しかったって)思い出せば、きっと頑張れる・・・オレには、あんな面白いことを一緒にやった仲間がいるって」
テレビ東京/2020年11月11日深夜放送
【脚本】蛭田直美/【脚本協力】今西祐子/【原作】和泉かねよし
メンズ校・第5話 [メンズ校]
メンズ校・第3話 [メンズ校]
「苦しいね・・・いいやつらと いるって。自分が どんなにイヤなやつか、どんどん わかってきちゃうよね」
「嫌われんのが怖いから、嘘つくの? あたしは全然 怖くない。だって、ちゃんと認めてくれるひと、隣にいるから。だから、(おまえを嫌うやつらを)おまえが嫌え」
「(おまえが可愛いモン好きで)いいか、悪いかをジャッジするのは、オレたちじゃない。ジャッジするのは、おまえ自身だ。オレたちができるのは、そんな おまえと一緒にいるかどうかだ。だから、自分を偽るな」
テレビ東京/2020年10月21日深夜放送
【脚本】蛭田直美/【原作】和泉かねよし
メンズ校・第2話 [メンズ校]
「オレはもう耐えられない・・・男だけが吐き出す毒ガスを浴びる生活に。そう、女子の二酸化炭素で中和しないと死んでしまう」
「おまえのことは よくわかってる。要領 悪いくせに、事なかれ主義。自分への言い訳だけはボキャブラ豊富。言いたいことを言わないくせに、察してもらえないとイラついて、交わらないのに群れたがる」
「ムリ? それは行動しつくした人間だけが使用許可された言葉だ。おまえは不許可」
テレビ東京/2020年10月14日深夜放送
【脚本】蛭田直美/【原作】和泉かねよし