江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第9話 [江戸モアゼル]
「タイムスリップして思ったんだ。人間、どんな時代に生まれようが関係ない。江戸にいようが、令和にいようが、時代のせいにする人間は、たくさんいるだろ。だから、あたしは令和(に残ることを)を選んだんじゃない。選ぶのをやめたんだ。ここで あんたと出会った以上、あんたと一緒に ここで生きていく。吉原のときと同じ。あたしは置かれた場所で咲き誇るんだよ」
日本テレビ/2021年3月4日放送
【脚本】大林利江子/【原作】江戸キリエ
江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第7話 [江戸モアゼル]
「あんたたち(記者)の正義は、ひとりの人間を引きずり降ろして、叩くことかい・・・それも、できるだけ高い場所から。ホントは なんの信念もないくせに、他人を裁こうなんて ずうずうしいんだよ」
日本テレビ/2021年2月18日放送
【脚本】大林利江子/【原作】江戸キリエ
江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第5話 [江戸モアゼル]
「先がないから、好きなのをあきらめる・・・。それでいいんですか。正式にカッコ悪いですね」
「みんな、『べき』って言葉に縛られすぎなんだよ。大事なのは『こうすべき』じゃなくて、『こうしたい』っていう気持ちなのに・・・。だから、もっと『こうしたい』って言うべきなんだよ」
日本テレビ/2021年2月11日深夜放送
【脚本】政池洋佑/【原作】江戸キリエ
江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第3話 [江戸モアゼル]
「ひとの店の評判を落として、胸が痛まないのかい」
「全然。だって、上げて、落とすって、この国の基本でしょ」
「ひとの居場所をつぶしても、あんたの居場所は見つからないんだよ」
「災難も食い物にしてこそ、一人前だよ」
「ひとが調子に乗ると、叩かれて炎上し、炎上したら、今度は同情でひとが集まり、そしてまた調子に乗って、叩かれる――。いつだって、その繰り返しですから」
日本テレビ/2021年1月21日放送
【脚本】大林利江子/【原作】江戸キリエ
江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第2話 [江戸モアゼル]
「この子は秘書として、いや社会人として、いや現代人としての、常識がなさすぎます」
「捨てちまいな、誰かに必要とされる生き方なんか。自分で自分を必要とするんだよ」
「この世に、好きになっちゃいけない ひとなんて、いないよ」
日本テレビ/2021年1月14日放送
【脚本】政池洋佑/【原作】江戸キリエ
江戸モアゼル ~令和で恋、いたしんす。~・第1話 [江戸モアゼル]
「いちゃつきたいなら、本州から遠く離れた無人島でやってくれ。(中略) 残り少ない水を取り合って、殴り合いのケンカでもしてくれ」
「ある経済学者が、一晩で運命のひとに出会える確率を計算している。0.0000034パーセントだ。つまり、ほぼゼロ。結局、この世に運命の出会いなんか存在しないんだ」
「嘆いたって仕方ないだろ。わっちは置かれた場所で咲く・・・。いいや、置かれた場所で咲き誇るって決めているのさ」
「あ、もう6時だ。あと(の仕事)は明日のわたしに任せて帰ろうっと」
「人間に “使えない” なんて言葉、使うんじゃないよ」
「あの子は自分の置かれた場所で、なんとか咲こうとしている。そんなあの子に『頑張らなくていい』って言葉は、どう響くんだろうね。逃げてばかりの人生じゃ、なにも成し遂げられないんじゃないか」
「(あんたがいた江戸の世とは違って)こっちの世界じゃ、そう簡単には死なない。失敗したら、死ぬよりツラい時間がずっと続くんだよ」
「粋じゃないねえ。期待って言葉で、泉美を操るんじゃないよ。(中略) うちの下郎にも いたんだよ・・・そうやって ひとを うまく使う輩が。『期待してる』って言われれば、誰だって頑張るからね」
「さっきから聞いてりゃ、 “使う” だ、 “使いづらい” だ。人間は道具じゃないんだよ。(中略) 道具は壊れれば直せるけど、人間は そうはいかないんだよ。壊れてからじゃ、遅いんだよ」
「泉美はあんたの前で笑ってるかい。あんたは泉美の前で笑ってるかい。そんな顔(で仕事)してちゃ、好きなものも嫌いになっちまうよ」
日本テレビ/2021年1月7日放送
【脚本】政池洋佑/【原作】江戸キリエ