日本沈没 -希望のひと-・第９話（最終回） [日本沈没]
「悔しいですね。（移民交渉の取引材料として）日本の財産の なにから なにまでを失っていくようで」
「失うんじゃない。世界で生き続ける道が開けるんです。そして・・・人という財産が残る」
TBS／2021年12月12日放送
【脚本】橋本裕志／【原作】小松左京
日本沈没 -希望のひと-・第３話 [日本沈没]
「わたしは（関東沈没の可能性を段階的に知らせる）その案には反対です。中途半端な情報が広がれば、噂が独り歩きをして、憶測やデマを呼び、大きな混乱を招いてしまう。ましてや企業だったら、自分たちの利益のために動き出すかも知れない」
TBS／2021年10月24日放送
【脚本】橋本裕志／【原作】小松左京
日本沈没 -希望のひと-・第２話 [日本沈没]
「いいですか、沈む可能性があるといっても、それはただの可能性でしかない。わたしの立場でそれを認めてしまえば、いったい どういうことになるか、みなさん、おわかりでしょう。わずか１パーセントでも、関東沈没の可能性を認めたら、『わたしが認めた』ということが、独り歩きしてしまう。それが憶測を生み、人々は１パーセントの可能性を、100パーセントの不安にまで ふくらませてしまうんです。（中略） ここは、仮にも地球物理学の権威であるとされている わたしの意見が正しいとするのが、この国の最良の選択なんです」
「あなたは田所博士をおとしめるために『偽りのデータを持ち出した者は、学者を名乗る資格もない』とおっしゃいましたよね。そのあなたが、データ偽装を指示したんです。学者の資格を自ら放棄したも同然なんじゃありませんか。あなたほどのひとが、どうして正々堂々、データと向き合わなかったんですか」
TBS／2021年10月17日放送
【脚本】橋本裕志／【原作】小松左京
