東京、愛だの、恋だの・第７話（最終回） [東京、愛だの、恋だの]
「大きな変化ってのは、小さな思いから はじまるんだよ」
「東京ほど いいとこ、ないよ。ないもの、ないし」
「それがオレには わからないんだよ、外を知らないから。東京が故郷だって思えるようになったら、帰ってくるよ」
テレビ東京／2021年12月30日深夜放送（2021年10月16日よりParaviにて配信）
【脚本】向井康介
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
東京、愛だの、恋だの・第６話 [東京、愛だの、恋だの]
「東京ほど、独り暮らしに向いている街はない。独りで飲食店にいても、誰も変な顔をしない。どんな暮らしをしていても、誰も気にかけない。（中略） 他人に目を向けない東京――。それが冷たいと言うひともいる。けれど、わたしにとっては、ただの天国」
「恋愛にしろ、人間関係にしろ、他人と向き合うのって、大変じゃないですか。変に感情 消耗するぐらいなら、独りでいいかなって」
「（一緒にいるひととは）好きなものは別々でもいいんですよね。許せないことが同じなら」
テレビ東京／2021年12月30日深夜放送（2021年10月9日よりParaviにて配信）
【脚本】向井康介
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
東京、愛だの、恋だの・第５話 [東京、愛だの、恋だの]
「誰かのために、毎日 お弁当 作ったり、誰かと一緒に ご飯 食べたり、誰かに左右される生活してみたいなって思うよ」
「妻って、夫が運転する助手席にずっと座ってるようなものなの。自分の人生の舵取りを、自分では できないの。自分独りでは、どこへも行けないの」
「この年になるとさ、自分が選ばなかった人生に、つい思いを馳せちゃうんだよ。自分には持ってないものを持ってるひとが、まぶしく見えたり・・・。でも、結局はさ、自分が望んだほうを選択してきてるんだよね。だから、もっと いまの自分を信じてあげようって、そう思う」
テレビ東京／2021年12月30日深夜放送（2021年10月2日よりParaviにて配信）
【脚本】ペヤンヌマキ
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
東京、愛だの、恋だの・第４話 [東京、愛だの、恋だの]
「わたし、奥さんから どんなに高額な慰謝料を請求されても、いつでも払えるように貯金してあるんです。それが不倫女の矜持です」
テレビ東京／2021年12月29日深夜放送（2021年9月25日よりParaviにて配信）
【脚本】ペヤンヌマキ
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
東京、愛だの、恋だの・第３話 [東京、愛だの、恋だの]
「バリキャリって、こう言うのもあれですけど、美人が多いんだそうです。まあ、美人っていうより、わたしから言わせると、自分の欠点をわかっているから、ごまかすのが上手っていうことだと思いますけど」
「ビジネスの場で一瞬でも感情的になったら最後、『だから女は』っていう言葉が怖いから、いつだって冷静沈着に・・・。おかげで理路整然と話ができるようになったものの、長年 築き上げた思考回路が、たまにもう『男なんじゃないかな』と思うこともあって・・・。バリキャリ女子って、背中のチャックを開けたら、中からオジサンが出てくる『チャック女子』と呼ばれてしまうこともあるんだそうです」
「かもしれないことに、予算は割けないよ。そうだろ？ いまコストだけかけて、失敗の前例を作ってしまっては、他社に失敗のヒントを提供し、成功のチャンスを与えてしまうようなもんだ」
「いま佐伯にコクろうとしたろ。考えろよ。ミラクルに（女上司が年下の部下と）つきあえたとしてもだ、社内のゲスい噂がホントになったって、週刊誌的スクープを提供してるだけだぞ。それで別れてみろ。ゲスネタ第２弾の投下だ。どっちにしろ、ロクな未来はない」
「あいつはな、おまえのことを上司としてしか見てない。あいつが おまえに惚れてる確率はな、MEGA BIG１等、12億を当てるようなもんだ。だったら、MEGA BIG 買ったほうがマシだ」
テレビ東京／2021年12月29日深夜放送（2021年9月18日よりParaviにて配信）
【脚本】タナダユキ
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
東京、愛だの、恋だの・第２話 [東京、愛だの、恋だの]
「自分にぴったりの部屋を探すのって、いまより幸せになるためですからね」
「婚活アプリで出会ったひとって、運命のひとって言えるんですかね。（中略） そもそも（あたしは）合コンですら、受けつけないし。出会いが目的の場での出会いって、なんかこう、自然な出会いじゃない感じしません？」
「29才で結婚できない女の条件って、知ってる？ 自然な出会いに こだわる女なんだって」
「（恋人の浮気を疑ってるときに出会った、新しい男って）救世主に見えちゃうんだよね、ロクでもない男でも。でもね、30過ぎたら、救世主って勘違いさせてくれる男も、なかなか現れないからね」
テレビ東京／2021年12月29日深夜放送（2021年9月11日よりParaviにて配信）
【脚本】ペヤンヌマキ
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
東京、愛だの、恋だの・第１話 [東京、愛だの、恋だの]
「そりゃ、（ふたりでお店を出して）最初は楽しかったわよ、自分たちのお城ができたみたいで。シルバニアファミリーってあるじゃない？ あれが本物になったんだもん。『きみの思いをかなえることが、ぼくの幸せだ』って言われて、喜ばないひといないでしょ。で、当然のように結婚して。あんなもんは勢いだから（気持ちにまかせて突っ走れる）。で、お金もできて、多少 裕福になると、今度は生活が恋愛を追い越していくわけ。家のこととか、仕事とか、もう、ごっちゃになっちゃってね。（中略） 結局、相手はわたしに従って欲しいだけなんだって（思うようになってしまった）」
「ひとと暮らすってことは・・・ひとを受け入れるってことは、寛容でいられるか どうかなんだよ。ま、ぼくたちの場合、結局、お互いが お互いに我慢できなかったんだと思う」
「ちゃんと ふたりで話し合いなさいよ。理想なんてさ、他人から与えられた感情に過ぎないんだから。誰かが作った理想に追われないで。先に なにが起こるか、誰も わかんないんだから。直感にしたがって、彼女を選んだ自分を信じてあげて」
「林さん、なんか ひとりで結婚するみたいだな。それじゃ、相手が かわいそうだよ。これから、いろんなことがあるよ・・・いいことも、悪いことも。でも、相手から目をそらしちゃダメ。自分と同じひとなんていない――そのことを楽しまなくちゃ」
「そりゃあ、（結婚は）ええことばっかりやないけど・・・。やっぱり、絶対的な味方がひとりは おるっていう安心感とか（何物にも代えがたいよ）ね」
テレビ東京／2021年12月29日深夜放送（2021年9月11日よりParaviにて配信）
【脚本】向井康介
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
