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逃亡医F・第10話(最終回) [逃亡医F]

「誰かを救いたいという欲求は、わたしは 決して いいものだとは思いません。他人の生き死にに・・・人生を左右する出来事に、深く関わりたいという、とても大それた、おこがましい、もっと言えば、卑しい考えだとすら思うときがあります。その卑しさにおいて、オレも、あなたも、同じだ。」


日本テレビ/2022年3月19日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第9話 [逃亡医F]

「(臨床試験で死亡例が30件も出ていたなんて)誰が聞いても、おかしいと言う話だと思います」
「前提がおかしい。誰にも言う必要のない話だ」



「いいか、オレは頼りにならん。自分の身は自分で守れよ」


日本テレビ/2022年3月12日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第8話 [逃亡医F]

「オレは・・・悲しむのは、もう少し先にしようと思ってる。これが解決するまでは、鬼になって生きる・・・妙子のために。もう、ひとに戻れなくてもいいと思ってるんだ。おまえも同じようにしろとは言わない。優しい人間でいて欲しいし、おまえまで鬼になっちまったら、妙子、悲しむ」



「うつむいていても、地面は見えてるよな。だったら、前には進めるはずだ」



「そうやって、その子を抱きかかえている間、その子にとって、おまえの腕の中が世界のすべてだ。そんなに小さな世界くらい、清く正しく保ちたいな」



「いまから あたしが言うこと本当だから、『ウソだろ』とか『信じられない』とかいう反応やめてね」


日本テレビ/2022年3月5日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第7話 [逃亡医F]

「目的地がないまま、追われるように逃げたとしても、後々のちのち 捕まるだけだ」



「失礼だなあ。わたし、巻き込まれたつもりないんですけど。ていうか、自分の意思で行動してますけども」



「きみたちは、オレたちを鳥の群れでも見るように『外人』って、ひとまとめに見ているから、(自分たちが敵だと思われていると)そう思うんだ。オレたちは おまえたちを一人ひとり、人格を持った別の人間だと思っている。(オレたちを攻撃した)ノムさんと おまえたちは別の人間だ。あの男のしたことで、おまえたちを敵だとは思わない」



「アンガーマネジメントに長けた わたしは、いま きみへの怒りを見事に抑えてる。が、いかに わたしが怒っているのか、きみに気づかせるために、あえてコントロール不能にしてみせようか」



「このまま逃げたら、(ぼくは妙子に)なんて報告するんでしょうか。いつかすべてが解決して、妙子のお墓に『いろいろ大変だった。八王子で出会った仲間たちを見捨てたりしながら、犯人に たどり着いたよ』なんか、言いたくないです」



「日本には『お天道てんと様が見てる』って言葉もあるしな。(お天道様は)SUNサン――太陽って意味だが、ほかにも、神様だったり、亡くなった大切なひとのことだったりもする。そのひとが見てるんだ・・・空の上から、どんなときも。だから、悪いことや、ズルいこと、せこいことは、したくない」



「自分はもう 随分 長いあいだ、犯罪者扱いです。少し意地になっているのかもしれません・・・追われれば 追われるほど、疑われれば 疑われるほど、正直になってやろうって」


日本テレビ/2022年2月26日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第6話 [逃亡医F]

「勘弁してくださいよ 筋川すじかわさん。筋川さんが やる気 出すと、たいてい失敗して、ぼくが後始末をすることになるんですよ」



「今日も、朝 目が覚めた瞬間からツラいです。悲しいです。こんな朝が、これからも一生 続くのでしょうか。夜は夜で、眠れません。寝ると、妙子の夢ばかり見てしまいます。夢で会えるならいいじゃないかと思うかもしれませんが、現実では会えないということを、突きつけられるようで苦しいです。苦しくて、目が覚めます。そして、目が覚めた瞬間から、またツラいのです。ツラくて、悲しくて、苦しい以外の時間は、空っぽです。空っぽは怖いです。広い空洞に、独りぼっちでいるんです」



拓兄たくにいさんはいま、藤木さんを憎むことで(心の空洞を)埋めようとしてませんか。ダメです、ダメですよ。妙子さんへの愛情で埋めてください。そうすれば、きっと まわりのひとの見え方も、変わってくるはずです」



「『うん』じゃないでしょ。(助けてくれて)『ありがとう』でしょ」
「あ、いや、その、ほら・・・手術をしてくれたことに関しては、まあ、感謝する気持ちがなきにしもあらず・・・と言っても過言ではない・・・可能性を秘めてる」


日本テレビ/2022年2月19日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第5話 [逃亡医F]

「世の中には、他人に迷惑をかけないと生きていけない人間がいる。いまのオレたちがそうだ。 藤木も同じだ。そんな人間同士が生きるために互いを頼ることを、日本では迷惑とは呼ばない」



「誰の遺言だ? 死んだ人間が正しいわけじゃない」


日本テレビ/2022年2月12日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第4話 [逃亡医F]

「妙子さんが愛したひとを信じないのは、妙子さんを信じないのと一緒だと思います。(中略) 真実はきっと、あなたの知らない妙子さんの中にあるんじゃないんですか」



「もちろん、下級国民は守ったほうがいい。彼らは規律を与えてあげないと右往左往しますから。しかし、われわれは法などなくても、社会のためにすべきことを判断できる。下級国民を導く先導者であることを自覚しましょう」



「きれい事とは、現実味のない絵空事のことです。でも、きれい事も現実でおこなえば、それは もう絵空事ではないでしょう。 “きれいな事実” になります」



「医者は手術が失敗しても、殺人罪には問われない職業です。それは医師免許を持っているだけで許される特権ではないと思っています。きれい事を “きれい ” に変えていけるような、まっとうな生き方をしていかなければ いけないと思っています」


日本テレビ/2022年2月5日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第3話 [逃亡医F]

「ケンカは早めに仲直りしたほうがいいよ。こじれるとさ、写真の娘で我慢しなくちゃ ならなくなる」


日本テレビ/2022年1月29日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第2話 [逃亡医F]

「病気って、王様も庶民も、いいひとも悪いひとも、かかるでしょ。病気はひとを区別しないのに、医者がひとを区別や、差別してたら、病気に負けちゃうから」



「お医者さんはね、(そのひとが)頑張ってるかどうか、体を見たら わかるんだ」



「病気は子供を大人にすることがあります。親の知らないあいだに、気づかいを覚えます。あなたが しっかりして、健太くんを もう少し子供のままで いさせてあげてください」



「わたしのこと、調べたんですよね? 『殺人医師』の前に、もう一つ形容されていたと思いますが。(『天才』――。)週刊誌が書いた、唯一、正しい情報です」


日本テレビ/2022年1月22日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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逃亡医F・第1話 [逃亡医F]

「(父の手は)グローブみたいに分厚くて・・・分厚いけど、ツルツルなんです。(漁師だから)海水で、荒れてそうなのに。父が言うには、『古い旅館の階段の手すりだって、ツルツルだろ。たくさん使ったからって、ボロになるわけじゃない。みがき込まれて、光るようになるんだよ』って」



「信じてもらえなくていいです。医学は魔法じゃない。信じてもらえなくても、治療はできる」


日本テレビ/2022年1月15日放送
【脚本】
福原充則/【原作】伊月慶悟、佐藤マコト
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