もしも、イケメンだけの高校があったら・第9話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「ぼくは多くのひとから愛されましたが、愛し合うということは一度もできなかった。それが、トップ オブ トップのイケメンである ぼくの過ちです。みんなに愛されようとしなくていい。たったひとり、愛するひとにとってのイケメンであればいい――。ぼくは後輩たちに、そのことに気づいてほしいんです」
テレビ朝日/2022年3月12日放送
【脚本】遠山絵梨香/【原作】秋元康
もしも、イケメンだけの高校があったら・第8話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「ひとはね、いろいろな面を持っている。どんなに近しいひとでさえ、一生かけても わかりきることはない。大事なのは、相手のことを ちゃんと知りたいと思う気持ちだ」
テレビ朝日/2022年3月5日放送
【脚本】遠山絵梨香/【原作】秋元康
もしも、イケメンだけの高校があったら・第7話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「ひとの目ばかりを気にしていた――。自分の『ここが嫌い』をいっぱい並べて、違う自分を演じて、ひとに好まれようとしていたんだ」
「ひとは離れていくことはあるけど、自分だけは(自分から)一生 離れない。離れてくれない。なら、もっと自分を好きになろう、自分の機嫌を ちゃんと取ってあげようってな。(中略) 自分と仲良くなれないときが、ひとは いちばん苦しくて、寂しいんだよ」
「(イケメンの)オレは部屋に入るとき、いつも腰をかがめる。理由は、どんなドアでも絶対に自分の身長より低いからだ。その都度、まるで『入ってくるな』と言われているようで、無性に悲しくなる。ほんのもう少しだけでいい。足を短くしてくれと、何度 神に願ったことか・・・」
テレビ朝日/2022年2月26日放送
【脚本】遠山絵梨香/【原作】秋元康
もしも、イケメンだけの高校があったら・第6話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「イケメンに必要なものとは? これは難問だ。(自信?)そんなもの、イケメンだったら、生まれながらにして装備されているものだ。(鏡?)自分の顔など、いちいち確認する必要などない。目の前にいるひとのリアクションを見れば、それだけで充分だ」
「イケメンは なんでも すぐに手に入る。だから、ほかの人たちよりハングリー精神がない。それが、いざというとき、欠点になったりもする」
「人生の波に乗れ。そして、調子にも乗れるだけ乗れ。オレたちは、いつも全力で おまえを応援する」
テレビ朝日/2022年2月19日放送
【脚本】遠山絵梨香/【原作】秋元康
もしも、イケメンだけの高校があったら・第4話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「オレは顔が小さすぎて、サングラスや帽子は どうしても自分のサイズに合うものが見つからない。だから、顔につける ありとあらゆるものは、すべてオーダーメイドだ。ちなみに、女友達はひとりもいない。なぜなら、親しくなった女性は みんな、オレに好意を持ってしまうからだ。オレだって、グループ交際やダブルデート、そういうものを経験してみたかった。だが、それは決して かなわぬ夢だ。イケメンなんて、そんなもんだ」
テレビ朝日/2022年2月5日放送
【脚本】遠山絵梨香/【原作】秋元康
もしも、イケメンだけの高校があったら・第2話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「20年後もイケメンでいることは難しい。あんなにカッコよかったやつが、年を取るにつれ、太ったり、ハゲたり、どんどん崩れていく。それは、なぜか。イケメンのプライドがないからだ。イケメンとして生まれてしまった以上、自分は ほかの人間とは違うんだというプライドを持ってほしい」
「ぼくはウンコを踏んだことがありません。目をつぶって歩いていても、ウンコを踏まないでしょう。(中略) そういうカッコ悪い不運を、(イケメンだから)神様が免除してくれるからです」
「嘘っていうのはな、2種類あるんだ。ひとを傷つける嘘と、相手を守る優しい嘘――」
「野上くんは顔だけじゃなくて、きっと中身もイケメンなんだろうな。だって、ちゃんと自分を認めてくれる友達がいるんだもん」
テレビ朝日/2022年1月22日放送
【脚本】服部隆/【原作】秋元康
もしも、イケメンだけの高校があったら・第1話 [もしも、イケメンだけの高校があったら]
「イケメンは いかなるときも平等です。他人と比較する必要がないからです。(中略) イケメンは ひがみません。自分に自信があるから。イケメンは ねたみません。欲しいものは全部 手に入れているから。イケメンは競いません。みんなが勝ち組だから。ですが、素材の良さだけで もてはやされるのは15才まで。みなさんは まだイケメン候補生。これから3年間のうちに どう努力するかで、ダイヤモンドになるか、道端に転がっている石ころになるかが決まります」
「イケメンのみなさんは重い十字架を背負っています。つまずいて転んでも、ギャグでスベっても、グリーンピースが食べられないだけでも、『イケメンのくせに』と非難されるでしょう。しかし、そのプレッシャーに勝ってこそ、ようやく真のイケメンになれるのです」
「ぼくにとって、イケメンなんて、血液型がB型であるくらいのことでしかない。女の子に うっとりされることが当たり前の人生なんか、面白くも なんともありません。ぼくだってフラれたり、もっとカッコよくなりたいとか、背が高くなりたいとか、もう少し足が長ければいいなとか、そういうコンプレックスが欲しいんです。非の打ち所のないルックスなんて、退屈でしかありませんよ」
テレビ朝日/2022年1月15日放送
【脚本】服部隆/【原作】秋元康