ばらかもん・第11話(最終回) [ばらかもん]
「村のひとが(中略) ひと声をかけてくれるようになって、それが ふた声になって、気づいたら会話になってた。いまじゃ、自分から話しかけてる。自分がこんなにも ひとと話せるなんて知らなかった。すべては ひと声から始まったんだ。ひと声は ひとを変えるんだよ」
フジテレビ/2023年9月20日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】ヨシノサツキ
ばらかもん・第10話 [ばらかもん]
「ほかのこと なんも できないんだから、まずは書道やっとけ。おまえは大物になるんだ。できないことは、おまえを尊敬する誰かにやってもらえ」
「なると陽菜も学校で持久走 走るけど、絶対に ゆっくり走んない。一緒に走るのは楽しいけど、ふたりともビリになるから。それだったら、前を走って、呼ぶよ。早く来いってね」
「川藤から見たら、オレはプレッシャーから逃げてるだけだろうな。でも、逃げて遠回りした道は、まだ誰も通ってない道かもしれない」
フジテレビ/2023年9月13日放送
【脚本】金沢達也/【原作】ヨシノサツキ
ばらかもん・第8話 [ばらかもん]
「自信がなかった時点で、才能はないんだ」
「(一歩 踏み出すのに)必要なのは確信じゃなくて、覚悟だろ。最近の若者は自分の夢をかなえるのに、他人の太鼓判を欲しがるのか」
フジテレビ/2023年8月30日放送
【脚本】上原莉恵/【原作】ヨシノサツキ
ばらかもん・第7話 [ばらかもん]
「目標にされるってのもいいけど、息子に追い越されるってのは、また違った喜びがあるんだろうな」
「すべての書には、心がこもってる。なにも思わずに書いた書には ぼーっとした心が表れるし、気合を込めれば 力強さが表れる。強い気持ちのこもった書は、ひとの心を動かす。白い紙と墨だけで、心に残る作品を書き上げる――。それが書道における “いちばん” じゃないかと、わたしは思ってる」
フジテレビ/2023年8月23日放送
【脚本】金沢達也/【原作】ヨシノサツキ
ばらかもん・第3話 [ばらかもん]
「賞を取るために無難な字ばっか書きやがって。若いモンの役目は、失敗することを怖れずに、新境地をひらくってことなんじゃねえのか。記録よりも記憶に残れ。試合に負けて勝負に勝て。賞を取るよりも、売れるモンを書け」
フジテレビ/2023年7月26日放送
【脚本】金沢達也/【原作】ヨシノサツキ
ばらかもん・第1話 [ばらかもん]
「海んが きれいに見えんとは、(にいちゃんの)心ん すさんじょっけんじゃなかぞ。午後から曇っけんぞ。海んは(心が)すさんだとっこそ見るもんぞ」
「まだ若いのに、随分、型に はまった字を書くね。手本のような字と言うべきか、賞のために書いたものと言うべきか・・・実につまらん字だ。(中略) きみは平凡という壁を乗り越えようとしたか」
「世の中にはさ、ちょっと頑張れば できるやつと、どんなに頑張っても できないやつが いるってことだよ」
「登らないと、見られない。登ってみないと、わからない。見ようとしないと、見られない」
フジテレビ/2023年7月12日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】ヨシノサツキ