大奥・第11話（最終回） [大奥（フジテレビ・2024年）]
「わしは（貞次郎を）隠そうと思う。無用な争いがなくなる そのときまで。いつか、平穏を取り戻した そののちには、貞次郎を皆で育ててほしい・・・御台、お品、お知保と。徳川家紋の三つ葉葵のように」
フジテレビ／2024年3月28日放送
【脚本】大北はるか
大奥・第10話 [大奥（フジテレビ・2024年）]
「誰と、どこで、どんな話をしたか――そういった小さな積み重ねで、ひとは成り立っていくように思うのです」
「上様は その足で、荒れた田畑を歩いたことはございますか。その目で、城下に暮らす民の営みをご覧になったことがございますか。たまたま将軍家に生まれ、高いところから見下ろすだけの者たちに なにができる」
「この国は おかしい。徳川の血を引くというだけで、皆がひれ伏す。側だけ見て、中身など まったく見ておらぬ。この国の者たちは、腑抜けだらけじゃ。ならば、（それがしが）偉くなるほかないではないですか。地位さえ手に入れれば、皆が媚びへつらうのです」
フジテレビ／2024年3月21日放送
【脚本】大北はるか
大奥・第９話 [大奥（フジテレビ・2024年）]
「あなた様ならば、まことに この国を変えて下さるやもしれぬと信じておりました、しかし、いつの間にか、国ではなく、あなた様が変わられてしまった――。いまの あなた様に大義など ございませぬ。ただ己を貶めた者たちに復讐したいだけでございます」
フジテレビ／2024年3月14日放送
【脚本】大北はるか
大奥・第８話 [大奥（フジテレビ・2024年）]
「（松は）一年中 変わることなく緑の葉を保ち、枯れることがない。そして、1000年 生きると言われておる。わしは この松に（亡くなった）娘を思っている――。わしは生涯 忘れぬ・・・そなたが長い間 体の中で大事に育て、わしらのもとに生まれてきてくれた娘のことを。決して忘れはせぬ」
フジテレビ／2024年3月7日放送
【脚本】大北はるか
大奥・第２話 [大奥（フジテレビ・2024年）]
「トンボは後ろ向きには飛べない。だから、前へ、前へと飛んでいく。見ていると、元気が出るであろう」
「わたしはもう このお城で生涯 暮らすしかあらへん。それやったら、少しでも住みやすい場所に変えていきたいやないの。ここにいる者らが、誰かを蔑む笑いやのうて、心から笑えるようになったら ええのにな」
フジテレビ／2024年1月25日放送
【脚本】大北はるか
