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坂の上の赤い屋根・第3話 [坂の上の赤い屋根]

「犯罪というのは、慣れてしまったら、もう手遅れなんです。最初は万引きだったのが、エスカレートすれば殺人になる」


WOWOW/2024年3月17日放送
【脚本】
吉川菜美/【原作】真梨幸子
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坂の上の赤い屋根・第2話 [坂の上の赤い屋根]

「副編集長か、年収は1000万を超えたところぐらい? (中略) いま あなたが自分の お金のように使ってる お金の その大半は会社の経費よね。ここに来るまでのタクシー代も、ここの支払いも・・・それから、夕食はそうね、人気作家と お食事かな。ねえ、あなたさ、今日 自分の お金でなんか買ったものとかってある? つまりね、いまの あなたは自分の年収以上の生活しちゃってるわけよ。これに慣れちゃうとね、会社っていう後ろ盾がなくなったときに、まあ、地獄 見るわよ」



「(名門女子高っていっても)わたしと市川さんは高等部からで、青田彩也子さやこは初等部からの生え抜き。いわゆる路線。簡単に言ったらエリートってこと。成績は関係ない。どの時点で入学したかで、女王蜂になるか、働き蜂になるかが決まる。女王蜂も、働き蜂も、まったく同じ卵から生まれるのにね。(中略) 白鳥女学院は それを わかりやすく体現するところなの」



「あたしの父親も医者よ。市川さんの父親は外科医。だけど、初等部に入学はできなかった。うちは総合病院の勤務医で、市川さんのところは大学病院。そして、青田彩也子の家は開業医。朝9時から夜6時まで。休憩は2時間。週休2日。なのに、収入は勤務医の2倍とも、10倍とも。青田家はまさに殿上人よ。だから、青田彩也子は白鳥女学院の初等部に入学を許された」


WOWOW/2024年3月10日放送
【脚本】
吉川菜美/【原作】真梨幸子
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坂の上の赤い屋根・第1話 [坂の上の赤い屋根]

「あの作者は なにも知らない・・・事件のことも、社会のことも、人間についても。どうせ若いんでしょ。ホント、ありがちよね。世界を知った気になって、実際は大きな海に浮かぶ、小さなビンの中のプランクトンぐらいのことしか知らないくせに。世界なんて 精々 この程度って、ビンの中から這いずり出そうともせず、世界を論じていい気になってる」



「言えない言葉があるから小説がある――。青田彩也子さやこの言葉を探すのが、今回の企画の目的だと思います」



「ああいう人種は、若くて才能のある女をつぶしにかかる。ナメられて、覚えてもらえないくらいの立場のほうが、安全だよ」


WOWOW/2024年3月3日放送
【脚本】
吉川菜美/【原作】真梨幸子
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