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TAROの塔・第3話 [TAROの塔]

「10年後、岡本太郎が(画壇に)残っているか、首を賭けるとまで言った者がいるが、なぜ10年もじっと我慢していられるのか、ボクはわからない。ボクなら、いますぐ首かけてぶつかっていくが、どうもそういうやり方は、大人げないというのがこの国の常識で、陰で悪口雑言を浴びせながら、本人の存在を無視する。そういうやり方が、この国の伝統を権威として守るというような、悪しき因習を築いてきたのだと、ボクは思う」



「ああいうのが軍隊に入ると、なにも考えずに(上官に)殴られ、ちょっとでも人の上に立つと、なにも考えずに(部下を)殴る」



「セザンヌもゴッホも、世間からヘッポコ画家だと思われていたが、のちに世間から同じように一流とされたにすぎない。彼らはただ、彼らの芸術を発見しただけだ」



「おまえは何もわかっちゃいないくせに、何もわかろうとしてないだろう」


NHK/2011年3月26日放送
【脚本】
大森寿美男
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