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地獄のガールフレンド・第5話 [地獄のガールフレンド]

「そんなに昔でもない昔、日本には お仲人なこうどさんというマッチメーカーが、各町内に、あるいは親族の中に、ひとりはいたものです。お仲人さんは、これというひとを見つけると、お見合い写真と釣書つりがきを持ってやってきます。釣書とは、いまの言い方をすれば、プロフィールのこと。(中略) ところが、なくなって初めてわかる ありがたみ。(恋愛結婚が当たり前になると、婚姻率は低下の一途をたどるようになりました)」



「(自分の年を)言うの、怖くなっちゃった。彼がいるときは、堂々と年齢が言えたのに、ヤバいよ。彼氏のいないオバサンなんて、ただのオバサンだよもう。(中略) 出会いは突然やってくるとか、赤い糸で結ばれていたんだねとか、そういう お花畑を通りすぎちゃったら、どうすればいいわけ」



「(相席屋で初対面の男と酒を飲むのはキャバ嬢みたいだっていうのは)キャバ嬢に失礼。あの子たち、頭のてっぺんから、爪の先まで、女にみがきかけてるよ」



「本当のことを言う女は、男にとってはブスなんだよ」



「奈央ちゃんさあ、若いころ、超モテてきたでしょ。だよね。でも、それって、カワイイ女の子に見えてる間だけだったよね。それに気づきはじめたから、よけいカワイイに こだわってるわけでしょ。だから、男とちゃんと、セックス以外のつながり作んないと、この先、同じじゃいられないよ」


フジテレビ/2020年5月4日深夜放送(2019年11月22日、FODにて配信)
【脚本】
黒沢久子/【原作】鳥飼茜
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