女子グルメバーガー部・第1話 [女子グルメバーガー部]
「男にフラれて悲しくて、なんでもいいから食ってやろうって気持ちはわかる。でも、せっかくなら、とんでもなく おいしいものを、がっついたほうがいいと思う」
「ハンバーガーっていうのは、頬張ったお客様の口の中で、初めて完成する料理なんだ」
「わたしは今日、彼氏にフラれたけど、そのおかげで、もしかしたら この先、いままで出会ったことがなかったようなスゴイ男に出会えるかもしれない」
テレビ東京/2020年7月10日深夜放送
【脚本】村上大樹
MIU404・第3話 [MIU404]
「九重さんってさ、自己評価 高いよね。自分は まわりに迷惑かけてないって思ってる」
「(ひとが)たどる道は真っ直ぐじゃない。障害物があったり、それを うまく よけたと思ったら、横から押されて違う道に入ったり・・・。そうこうするうちに罪を犯してしまう。なにかのスイッチで道を間違える。(中略) 自己責任・・・その通り。自分の道は自分で決めるべきだ。オレもそう思う。だけど、ひとによって障害物の数は違う。正しい道に戻れるひともいれば、取り返しがつかなくなるひともいる。誰と出会うか、出会わないか。このひとの行き先を変えるスイッチはなにか。そのときが来るまで誰にもわからない」
「イタズラっていう言い方、やめませんか。例えば、イジメは暴行障害、強要、侮辱罪。児童への性的なイタズラと呼ばれる行為は、イタズラなんて軽いもんじゃない。性的な加害、性暴力です。日本語の表現は、柔らくて美しい。だけど、重大な問題までオブラートで包み隠してしまう」
「相手が未成年だとしても、取り返しのつかない犯罪はあって、それ相応の罰は受けてもらう。だけど、救うべきところは救おうというのが少年法。(たしかに未成年をかさに着て、好き放題する少年はいるけど、)わたしはそれを、彼らが教育を受ける機会を損失した結果だと考えてる。社会全体で そういう子供たちを どれだけ救い上げられるか。5年後、10年後の治安は、そこに かかってる」
「未成年にもかかわらず、ネットで実名と顔写真が出回った。(中略) おかげで、本来 受ける以上の社会的制裁を受けている。罪を裁くのは司法の仕事。(少年法が甘いからといって)世間が好き勝手に私的制裁を加えていい理由にはならない」
TBS/2020年7月10日放送
【脚本】野木亜紀子