安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~・第10話(最終回) [安堂ロイド]
「ただ黙って見てろって言うの?」
「そうよ。あんたは将棋の駒でいう王将なの。あんたがやられたら負けなの」
「未来はすでに決定している。未来が見えなくなったおまえは、すでに壊れている」
「世界のVIPが、自分とその子孫の繁栄を約束したら、あたしたちアンドロイドにこの現在の世界をひょいひょい くれたよ。政治家という権力の亡者。財界という金の亡者。宗教家という詐欺師。文化人というゴロツキ。これがこの世界の大人。立派な人と言われる大物たちの品性」
「全知全能など存在しない。なぜなら、ひとは一人ひとりその存在が奇跡だからだ。すべてのひとは、誰かを愛し、誰かに愛される。この世界は未来へ歩んでいる。オレはいまここにいる人間の力を信じる」
TBS/2013年12月15日放送
【脚本】泉澤陽子
安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~・第9話 [安堂ロイド]
「未来に誇れる “いま” を作れ。それが大人の責任だ」
「なーんもしなくていいんだよ。安堂麻陽と沫嶋黎士は、その存在自体があたしたちにとって “旗” なんだから。その旗が向かう先に、あたしたちの大切な希望がある。どんな苦労や悲しみを食らっても立ち上がる。そう思わせてくれる存在。だから、旗が絶対に迷っちゃダメ。倒れちゃダメ。わかった? それがあんたの仕事」
「どんなにすごいことを思いついても、 『ああ、そうなんだ』 『へえ、それってすごいねー』 って、うなずいてくれる人がいない限り、それは なにも思いついてないのと同じなんです」
「この体はただの機械ではない。安堂麻陽の思い、沫嶋黎士の思い、妹の沫島七瀬の思い、そしていまこの世界に生きている人の思いでオレは生かされている。おれはそのすべての思いでおまえを倒す」
TBS/2013年12月8日放送
【脚本】泉澤陽子
安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~・第8話 [安堂ロイド]
「未来ってのは、ただ漫然とやってくる明日のことじゃない。いまある困難をぶち破って、戦いながら切り拓いていくもんでしょ」
「そういう人いるね。恋多き女。けど、結婚の才能ゼロっていう残念なひと」
TBS/2013年12月1日放送
【脚本】泉澤陽子
安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~・第7話 [安堂ロイド]
「わたしは目の前にいる彼のことを信じる。他人がなんと言おうと、自分の信じるものは自分で決める」
「なにも考えず、上からの命令のままに動くイヌが出世する国だよ、この国はよ」
TBS/2013年11月24日放送
【脚本】泉澤陽子
安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~・第6話 [安堂ロイド]
「誰かを殺して得られる未来なんて間違ってる。あんたたちは、ただの人殺しよ」
「オレにはもう、許可の申請も、クライアントの命令も必要ない。安堂麻陽を守る。それはオレの意志だ」
TBS/2013年11月17日放送
【脚本】泉澤陽子
安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~・第3話 [安堂ロイド]
「ヒトや生物は生きているだけでいい。誰かの役に立つ必要はない。だが、 “物” は違う。誰かの役に立たなければ捨てられてしまう。存在することすら許されない」
TBS/2013年10月27日放送
【脚本】泉澤陽子