LOVE理論・第11話 [LOVE理論]
LOVE理論・第10話 [LOVE理論]
「恋愛というゲームは、本当に好きな人を手に入れることで、勝利したと言えるのです」
「国勢調査によると、未婚の女性には約7人の男性が求愛をしているというデータがある。つまり、彼氏のいない女性(とつきあう)には、少なくとも7人の敵がいるということ。となれば、逆に彼氏がいる女性には、彼氏ひとりしか、敵がいないということだ」
「狙っている女性に彼氏がいるとき、ダメな男はここで、彼氏のことを悪く言ったり、 『彼氏と別れてオレとつきあおう』 などと言うのだが、これは愚の骨頂。(中略) そもそも、つきあっているということは、その女性は自分と彼氏を同一化しているということであり、彼氏をほめることは、その女性をほめることにつながるからだ。さらに言うと、彼氏をほめることで、男性でありながら “女友達” 枠に編入することができる。それは、男友達とはまったく別概念の異性として、警戒しなくてもいい関係性になることを意味する。そうすることで、その女性とお茶をしたり、飲みに行くハードルが下がるので、恋人でもないのに一緒にいる時間を増やすことができるのだ」
「世の中のカップルは99%の確率でケンカをする。そして、ケンカをした女性は極めて高い確率で “女友達” 枠にいながら男の気持ちがわかる あなたに連絡してくる。そして、そこであなたがすべきことは、優しい言葉で女性をいやしまくることだ。(中略) 彼氏と彼女がケンカした日は、彼氏の株が最も下がり、それを いやし のみで受け止めているおまえの株が最も上がる日となるからだ」
テレビ東京/2015年6月15日放送
【脚本】八代丈寛、水谷豊、西田哲也/【原作】水野敬也
LOVE理論・第8話 [LOVE理論]
LOVE理論・第6話 [LOVE理論]
LOVE理論・第5話 [LOVE理論]
「なにもない人間ほど、先輩風を吹かせたがる。それは なぜなら、ひとより優位に立つ方法が、それしかないからである」
「片思いの女性と話がしたいために、偶然を装い、おんなじ電車に乗り合わせたり、片思いの女性が好きな小説を、好きでもないのに 『ぼくも好きなんです』 と嘘をつく。そんな奇跡(を演出するため)の八百長は誰でもやっている。 “奇跡の八百長” はむしろプラトニック。恋愛においては必要不可欠なものなんだよ」
「異性の友達への告白は、フラれてその関係性がゼロになることはあっても、嫌われるというマイナスになることはないんです」
テレビ東京/2015年5月11日放送
【脚本】八代丈寛、水谷豊、西田哲也/【原作】水野敬也
注)3段目:実際の台詞は 「友達の異性におこなう告白というものは」 でしたが、当方の判断で 「異性の友達への告白は」 に変更しました。
LOVE理論・第4話 [LOVE理論]
「女性というのは、ダサい服や、身の丈に合っていないファッションの男に、異常なまでに難色を示す。なぜなら、女にとって男はアクセサリーであり、ブランドもの のようなもの。一緒にいる男がダサい、イコール、自分もダサい、になるから、ダサい男は まっぴら ごめんなのだ」
「オシャレをする上で、絶対やってはいけないこと。それはファッション誌をマネることだ。ファッション誌というのは、個性が大事と(いって) “個性推し” してくる。しかし、(中略) 個性、イコール、滑稽。モデルでもない素人が個性に手を出すと大ケガをする」
「インテリア家具は、自分の好きな家具を買えばいい。なぜなら、家具は自分が見るものだからだ。しかし、服は違う。服は他人が見るもの。つまり、服はいちばん服を見せたい人に選ばせるべきなのだ」
「女性にいちばんモテる服とは、女性が選んだ服。その女性がいいと思って選んだ服を着れば、そこに失敗は存在しない」
「女の言う “優しい” とは、表面上の優しさのことだ。(中略) レストランで座るのにイスを引いてやったり、コートを着るのを手伝だったりすることだ。それは恋愛マニュアル本などによく載っているベタな優しさのことだ。つまり女性は、優しさに対してはマニュアル通りのベタを求めているのだ。それは、わたしたち男がベタだと思う “ぶりっ子” に惹かれるのと一緒だ」 →参照(2段目)
テレビ東京/2015年5月4日放送
【脚本】八代丈寛、水谷豊、西田哲也/【原作】水野敬也
注)3段目:実際の台詞は 「インテリア家具というのは」 でしたが、当方の判断で 「インテリア家具は」 に変更しました。
LOVE理論・第3話 [LOVE理論]
LOVE理論・第1話 [LOVE理論]
LOVE理論 [LOVE理論]
「おまえが感じている “好き” なんていうのは、ただ外見が好みの女が、おまえを勘違いさせるような、ちょっとした優しい態度をとるから、『あれ、もしかして この女、イケんじゃね』――。そう思って好きになっているだけなのだ」
「女の言う “優しい(人が好き)” とは、一言で言ってしまえば、表面上の優しさということだ。レストランで座るのにイスを引いてやるだとか、コートを着るときに手伝うだとか、車から降りるときに逆サイドに回って扉をあけるだとか、そういった具体的な、上っ面だけの行動のみ、女は見ているのだ」
「なにもしなけりゃ、一生 好きになってもらえることはないんだ。マイナス スタートのおまえには、ゼロかプラスしかない」
「おまえはブサイクにはモテるが、自分の狙っている本命女は落とせない。負けイケメンの妥協野郎なんだよ」
「女は強引な男が好きなんだ。なぜなら、強引とは、女に言い訳を与えられる力だからだ」
「女ってやつは、好きな男とセックスするんじゃなくて、セックスした男を好きになる。(中略) あいつはブサイクだけど優しいからアリとか、お金を持っていないけど面白いからアリ、と自分の価値を下げないように自己説得をし、その男を好きになっていくのだ」
テレビ東京/2013年12月27日放送
【脚本】田中眞一、八代丈寛、つじまこと/【原作】水野敬也