泣くな研修医・第10話(最終回) [泣くな研修医]
「医療設備がなくても、そこに医者がいる。アイディアがある。医療設備じゃなくて、人間が人間を救うんだ。道具がなければ、知恵を使えばいい。土地の水が原因で病気が蔓延したら、医者はメスを捨てて、スコップ持って水を引く。それも医療だ」
「あいつは患者が どう生きたいかを、いちばんに考える医者だ」
「わたしたち医者は包帯なんだよ。病気が治るのは、患者さんの自然治癒力のおかげ。わたしたち医者は、包帯みたいに その手伝いをするに過ぎない。主役はスーパードクターなんかじゃない。医学が どんだけ発展しても、主役は絶対に患者さん」
テレビ朝日/2021年6月26日放送
【脚本】樋口卓治/【脚本協力】川瀬太朗/【原作】中山祐次郎
泣くな研修医・第9話 [泣くな研修医]
泣くな研修医・第8話 [泣くな研修医]
「わたしが どんな魔法の言葉を言ったって、(あなたの辞めたいっていう)気持ちは変わらないでしょ? その気持ちが、心のどこから湧いてくるのか わかるまで、わたしは なにも言わない。もう少し、悩んでみな」
「わたし、最低です。テレビの占いで最下位を発表するとき『自分の星座じゃありませんように』って願うみたいに、『がんは わたしじゃありませんように』って思っちゃった・・・。だから、最低です、わたし」
「いいんじゃない・・・どんな道(に進ん)だって、それが誰かの支えになって、あなたが自分らしくいられるなら。自分らしくいられたら、どんな絶望的なことでも乗り越えられるから」
テレビ朝日/2021年6月12日放送
【脚本】樋口卓治/【脚本協力】川瀬太朗/【原作】中山祐次郎
泣くな研修医・第7話 [泣くな研修医]
泣くな研修医・第6話 [泣くな研修医]
泣くな研修医・第5話 [泣くな研修医]
泣くな研修医・第4話 [泣くな研修医]
泣くな研修医・第1話 [泣くな研修医]
「(研修医は)医師のために なんでもする兵隊。医者って、基本的に わがままだから、いかに医者が機嫌よく仕事できるかってためだけに研修医は存在してるの」
「医者って、変わり者が多いからね。基本、医者同士、仲が悪い。そんなとき、伝書鳩みたいに飛び回るのが研修医」
「病院って多いんだよね、トラブルが。でも、そんなとき、真っ先に駆けつけて、(刺股となって)体を張って対応する役(が研修医)。ほら、警察が犯人 捕まえるとき使う道具あるでしょ。あの刺股」
「なに勝手に(あたしのドライヤー)使ってるわけ?(中略) 同期なら、同期のドライヤー 使っていいってか? 同期の変な髪の毛とか、同期の手あかとか ついたドライヤーで、髪の毛 乾かす同期の身になれや」
「(直前で執刀医を外されたからって)なに つっかかってるわけ? 準備したんでしょ。初めて ひとの体にメス入れるから、一生懸命 準備したんでしょ。だから、いろんなこと想像して、緊張して、怖くもなったんでしょ。その気持ちを、岩井先生は味わわせてくれたんだろうが。少しでもビビってるやつに執刀させるほど、医者の世界、甘くないんだよ」
「おまえの うぬぼれ、オレは嫌いじゃない。うぬぼれからでしか、プライドは育たない。その うぬぼれを何度もつぶされて医者になっていくんだ。頑張れ、研修医」
テレビ朝日/2021年4月24日放送
【脚本】樋口卓治/【脚本協力】川瀬太朗/【原作】中山祐次郎