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おかえりモネ ブログトップ
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おかえりモネ・第63話 [おかえりモネ]

「極端な話、わたしたち(気象予報士)は、晴れと雨、両方 言っておけば、予報が外れることはない。責任も取らされません。でも、それでは情報を受け取ったひとは、動きようがない。わたしたちは いまの状況を徹底的に分析して、みんなが確実に動き出せるように、『いまは こうだ』と結論をひとつに絞って提示しなければならない。ところが、『いま はこうだ』と提示してからが、わたしたちの勝負だったりもするんだよな・・・。地球が動いてる限り、気象は変化します。もしも状況が変化したなら、わたしたちは即座に、いま最適な、プランBに移行する必要がある」


NHK/2021年8月11日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第61話 [おかえりモネ]

「(責任重大――)気象情報を扱うビジネスは全部そうです。外したら、財産やひとの命までもが失われる。だから、情報を受け取る側も、信用できない人間の言うことは絶対に聞かない。このひとの言うことなら、その情報を信じよう――そう思わせる信頼を、日々 築き上げていくのも、わたしたちの仕事ってことでしょうね」


NHK/2021年8月9日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第60話 [おかえりモネ]

「わたしが、100パーセント自分のために頑張ってることがな、巡り巡って、どっかの誰かを ちょこっとだけでも元気づけてたら、それはそれで幸せやなあって思うんよ」



「(『あなたのおかげで助かりました』って言われると)気持ちいいでしょう、単純に。すべての不安や疲れが吹き飛ぶ。自分が誰かの役に立った。自分には価値がある――そう思わせてくれる。(中略) 自分は無力かもしれないと思っている人間にとって、これ以上の快楽はない。脳が言われたときの幸福を強烈に覚えてしまう。麻薬以外の何物でもない。そして、また言われたいと突っ走ってしまう。その結果、まわりが見えなくなる。行き着く先は、全部、自分のためだ・・・」


NHK/2021年8月6日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第59話 [おかえりモネ]

「これから、情報は ますます細分化されていく。生活しているひとに、より具体的で、役に立つ情報を伝えられるのは、マスメディアからパーソナルメディアになっていくと思う」



「個人に特化した情報は、役に立つかもしれない。でも、危険よ。全体が見えなくなる。九州の災害を、北海道に住むひとが心配して心を痛める――。そういう視点も必要でしょ」


NHK/2021年8月5日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第58話 [おかえりモネ]

「近い将来、気候変動によって、地球環境は いまより ずっと過酷になると言われています。そうなる前に、多くのひとに気象情報の重要性をわかってもらいたい。いまは、その危険に備えるための猶予の期間だと、わたしは考えています」



「いずれ、水や電気やインターネットと同じぐらい、気象情報は人々の生活に欠かせないものになる。もっと言うと、命を分けるものになるかもしれない。でも、ちゃんと情報をつかんでさえいれば、自分で自分を守ることができる。守るだけではなくて、成功をつかむこともできる」


NHK/2021年8月4日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第55話 [おかえりモネ]

「納得いきませんね。東京は人口1300万人ですよ。そう簡単に会えるはずがない。しかし、(ぼくたちは)会ってる、ばったり。なぜなら、思いがけず お互いの生活圏が非常に近かったから。ならば、この4カ月という空白は? 説明がつかない。普通、もっと早く会うでしょ。こうして、日常的に立ち寄る場所も同じなのに。それがいま8月ですよ。4カ月間、絶妙にすれ違っていたってことですか、意図せず? いや、それは いろいろ確率的に納得が・・・」



「わたし、海で育って、山で仕事をして、全部 水でつながってるって実感して・・・自然って、やっぱりスゴイなって思ったんです。気象の仕事に魅力 感じたのも、そういう『自然のバランスを取る大きな力』みたいなものに、引かれたからで・・・。なのに、わたしは いま、自然は怖いものだとか、水は命を奪う、危ないから近づくなって、毎日たくさんのひとに伝えようとしてる。なんで そうなっちゃったのか、自分でもショックで」



「永浦さんは誰かが危険な目に遭うことを怖がり過ぎていませんか? (中略) ぼくには、あなたが故郷の島で経験したことが、あなたを追い詰めているように見えるときがあります。少し心配です。自分の背負ってきたものを仕事と直結させると、たいていドツボに はまります。もう少し、自分を緩めてあげてもいいんじゃないでしょうか」


NHK/2021年7月30日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第54話 [おかえりモネ]

「自然の地形なら、過去のデータから雨が集まる場所は特定できます。でも、都市部は新しく建設されるビルや道路があるので、風も雨も対応が難しいです」



「天気の急変が、5分、10分の勝負になってきている。水ですね、やはり。空のどこに水蒸気が溜まっているのか・・・。5分で急変しようが、水がどう動いて、どこに溜まるかを読み切れなきゃ、この先、災害は防げない」



「わたしは永浦さんに会ったときに、直感的に『このひとには気象に関わってもらいたい』と思いました。あなたが海のことも、山のことも、とても好きで、その一方で、怖さもよく知っているひとだと感じたからです」



「ひとは “わからないもの ” を怖がります。でも、逆によく知ってさえいれば、たとえ牙を向けられたとしても、傷つけられないように、距離を保つことができる――。相手をよく知るということは、恐怖と被害を遠ざけます」



「最初から怖いと思ってしまっては、近づき、知る機会さえ奪われる。そして、結果的に得体の知れない恐怖と戦わざるを得なくなり、間違った対処をするようになります。普段は優しい、けど、ときどき怖い。でも、よく知ってさえいれば、逃げる方法やタイミングがわかるよ――そんなふうに、子供たちに伝えてもらえないでしょうか」


NHK/2021年7月29日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第50話 [おかえりモネ]

「わたしたちが仕事をするのは、自分の大切なひとのためか、それとも顔の見えない不特定多数の人たちのためか――。わたしたち(気象予報士)は、日々その葛藤を抱えながら闘っているんです」


NHK/2021年7月23日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第49話 [おかえりモネ]

「全国放送である以上、伝える情報は より多くのひとに影響を及ぼすものを優先させなければならない。だから、現時点では1億2000万人のための時間を使って、(限られた地域の)人口10万人を相手にした放送をすることはできない――。そこで、神野じんのさんの出番です。毎日、わざわざ予報士が外に出て『暑い』『寒い』と体感を伝えているのは、今日のような日のためだと思うんですよね。天気は、瞬間、瞬間で変わる。現に、この10分、15分で(仙台周辺に)突風が吹くだろうと、われわれには読めている。でも、まだ(気象庁が警報を発表していないから)公式には出せない。そんなとき、わたしたちは どうやって伝える? そのときに、『風が吹くかもしれない。注意して欲しい』と言えるのが、あなたです。神野さんは、自分の体感として、いまの情報を伝えることができる。中継キャスターである あなたがいることで、1億2000万人に向けた情報も、10万人に向けた情報も、両方 伝えることができるんです」


NHK/2021年7月22日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第45話 [おかえりモネ]

「気象はね、未来がわかるんだよ。未来が予測できるってことは、誰かが危ない目に遭うのを止められるかもしれないってことで・・・。もしも、そんなのムリかもしれないけど、でも、この仕事で誰かを守ることができるんなら、わたしは全力でやってみたい。大切なものをなくして傷つくひとは、もう見たくない」


NHK/2021年7月16日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第44話 [おかえりモネ]

「年寄りは甘やかすと、とたんに弱っからね。下手に情けなんて かけてくれなくていい。わたしは独りで生きてきた。これからも独りで生きて行く。だから、強いの」


NHK/2021年7月15日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第36話 [おかえりモネ]

「受験で最後にものを言うのは、体力と記憶力です。縄跳びは着地したときに骨にかかる衝撃が、オステオカルシンという たんぱく質の分泌を促し、記憶力を向上させると言われています。有酸素運動で心肺機能も高まるし、一石二鳥です。1日3分、必ず跳んでください」


NHK/2021年7月5日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第35話 [おかえりモネ]

「東京は そう大して魅力的な土地ではないです。でも、本当にやりたい仕事が そこでしかできないなら、行くべき場所だと、ぼくは思います」


NHK/2021年7月2日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第33話 [おかえりモネ]

「未来は平等に誰にもわかりませんよね。でも、気象は わかります。いま、わたしたちの頭の上で起きている気象現象は、数日前、南の海や北の大陸で起きた現象に必ず起因しますから。だから、それを分析すれば、未来に なにが起きるかが わかります。つまり、気象においては、危険を予測し、回避する時間が得られる。これが、われわれのリードタイムです。わたしたちが全力を尽くして提供するのは、大切なものを守る時間です」



「木は家になるでしょう? 暖を取る燃料にもなる。船にもなる・・・。なにもかも失ってしまったとしても、そこに木があれば、ひとは必ずそれを使って、また生きようとするよ」



「誰もが、自分は なにも できなかったという思いを、多少なりとも抱えています。でも、なにも できなかったと思うひとは、次はきっと なにか できるようになりたいと、強く思うでしょ? その思いが、わたしたちを動かすエンジンです」


NHK/2021年6月30日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第32話 [おかえりモネ]

「社会人あるあるですね。普段の仕事や生活が充実してきてしまうと、途端に資格試験への情熱が薄らぐ・・・」



「運命の相手というのは、こちらの心が揺らいでしまいそうになると、突然 現れたりするものです」



「防災のためとはいえ、税収の少ない市区町村には、効果が確実な事業でないと予算はつきません。いつも言ってますよね、わたしたちが売るのは、気象にまつわる正確な数字、もしくは時間です。(中略) 降水量が河川の氾濫危険水位を超えてしまうまでの時間、あるいは花粉が人々の体調に変化をもたらすほど飛散するまでの時間――。つまり、備えるための時間です。わたしたちは その時間を生み出すことで、安全、快適、利益をもたらす」


NHK/2021年6月29日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第30話 [おかえりモネ]

「トムさん、オレの音、好きじゃないっしょ。ていうか、明るくて、真っ直ぐすぎて、つまんねえって、本心では思ってっしょ。音楽やるようなやつは、もっと影とか、傷とか、不幸とか、そういうの背負ってねえと、本当の色気は出ねえって・・・」



「正しくて、明るくて、ポジティブで、前向きであることが魅力にならない世界なんてクソです。どこまでも明るい、吹いてる楽器の音まで明るいこのひとは、最高に素敵です。影が魅力だとか、不幸が色気だとか、そういう安っぽい価値観で(彼の音楽を)汚さないでください」


NHK/2021年6月25日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第29話 [おかえりモネ]

「一日でも長く生きたいって思う日もあれば、もう終わりにしたいって思う日もある――。当然です。ただ、もし そんなふうに、毎日 考えが変わってしまうなら、固定観念や、意地や、罪悪感のために結論を急ぐようなことは やめて、本当に自分がそうしたいと思った方向に、いつでも針路を変えられるように、結論を先延ばしにできる治療を続けておきませんか。積極治療っていうのは、明確な目標を掲げた前向きな治療のことばかりを言うんじゃないと、ぼくは思うんです。迷う時間を作るための治療だと思いたいです」


NHK/2021年6月24日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第26話 [おかえりモネ]

「資格を必要とする仕事の多くは、他人の財産や生命に直接 関わります。なにかミスをすれば、目の前のひとの命を奪ってしまうかもしれない。それぐらい重い仕事をする資格が自分にはあるのか、それを問うものだと、ぼくは思います」


NHK/2021年6月21日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第25話 [おかえりモネ]

「安易に年長者の判断に乗っかんないの。素人がバカなふりして突っ込んでいくから、ブレイクスルーっつうのは起きんのよ。みんなのためになっこと考えな。そうすっと、ひとは動く」


NHK/2021年6月18日放送
【脚本】
安達奈緒子
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おかえりモネ・第24話 [おかえりモネ]

「知識は武器です。持ってるだけでは、なんの意味もないし、使い方も難しい。ですが、持っているに越したことはありません」


NHK/2021年6月17日放送
【脚本】
安達奈緒子
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